memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

ソマリア海賊は天の恵み  ケニアの漁業者

2010-02-16 06:51:07 | 海事
ケニアのスワヒリ族の漁師たちは恐ろしい海賊を天恵とみなしているという。ケニアのモンバサの港ではさんご礁のようにくぼんだ鉄板のひさしの下で、最近の彼の大漁についてかたり、200kgを超える漁獲はこれまでの平均を超えているという。加えて彼らはソマリアの海賊に感謝しているといい、その理由はこの海域にほかの国の船が入らなくなったからだという。(mysinchew, 2月8日)

Aziz Suleimanは木造の小屋を共同で所有し,そこで魚を売っているが、この季節海賊が外国漁船をブロックしてくれて助かるという。また Zedi Omarという19歳漁師は以前見かけた外国漁船を見なくなったという。貨物船しか見ないという。彼とその仲間は即席の魚の選別場で働く。腐敗臭にむせながら、樽の中のサメの肝油の悪臭と苦戦している。

Habib Hakemはルナ・ウオーター・スポーツという会社をモンバサの北で運用している。 彼が言うには 東アフリカの観光都市は魚の恩恵に支えられているという。釣り客と釣り船の.持ち主は今上げ潮にのっているという。過去一年間は特にそうであって、実際肴がよくつれたという。彼によれば以前は4時間もかけて沖に出ても、港に戻るときは手ぶらが多かった。 

インド洋の海洋資源は豊饒であり、長年にわたって欧州やアジアからの漁船が何ヶ月も操業しそれぞれの地元の需要を満たそうとした。スペイン、フランス、台湾などそのほとんどが、この地に基地をおくマグロ漁船であった。