最新の治療法など、地元の医療情報を提供する「メディカルはこだて」の編集長雑記。

函館で地域限定の医療・介護雑誌を発刊している超零細出版社「メディカルはこだて」編集長の孤軍奮闘よれよれ・ときどき山便り。

「箱館はじめて物語」を自費出版

2011年02月22日 12時26分50秒 | 函館・道南情報
郷土の歴史を学び、再発見をテーマに活動を続けている「箱館歴史散歩の会」を主宰する
中尾仁彦さんが、昨年12月に同会の活動50回を記念して「箱館はじめて物語」を自費出版した。

 「箱館はじめて物語」,B5版、88ページ、定価は600円

中尾さんは病院在職中の50代から『生きる糧』探しを始め、子供の頃から興味があった
『我が町・函館』の歴史を学ぶようになった。休日を利用して図書館へ通い、新聞の
スクラップや講演会への参加など、知識の習得に時間を費やしてきた。
平成17年に63歳で退職後は、いよいよ本格的な取り組みを開始するが、もう一つの趣味で
ある若い頃からのウオーキングとドッキングした活動を地域で取り組めないかと模索したのが
「箱館歴史散歩の会」の始まりとなった。
同会の活動の中心地は函館の発祥地・西部地区。いたるところに埋もれている歴史の
『再発見』をテーマに掲げていて、毎月2回、函館市地域交流まちづくりセンターから
約2時間半かけて高田屋嘉兵衛やぺリー、箱館戦争、石川啄木等の縁の地などを歩きながら
解説を行っている。
自費出版した著書は、小誌(メディカルはこだて)に計30回にも及ぶ連載を行った
「函館歴史物語り」に加えて、函館市地域交流まちづくりセンターの広報誌「はこまち通信」
などに掲載された分を加筆、修正したものである。
「今後も魅力ある函館の歴史と文化をありのまま後世に伝えていく語り部でありたい」と
中尾さんは話している。
「箱館はじめて物語」はB5判、88頁で1,000部発行した。
定価は600円で、函館市地域交流まちづくりセンタ1階のカフェ・ドリップドロップで販売中。

 
「箱館歴史散歩の会」で西部地区を散策しながら参加者に説明をしている中尾仁彦さん
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