最新の治療法など、地元の医療情報を提供する「メディカルはこだて」の編集長雑記。

函館で地域限定の医療・介護雑誌を発刊している超零細出版社「メディカルはこだて」編集長の孤軍奮闘よれよれ・ときどき山便り。

抗がん剤治療の患者を支援する「ケモサポート外来」

2019年10月11日 06時48分17秒 | メディカルはこだて
第71号のトピックスニュースは「抗がん剤治療の患者を支援する『ケモサポート外来』」。

函館中央病院(本橋雅壽病院長)は、4月より抗がん剤治療を受けている患者への支援を目的とした「ケモサポート外来」を同病院1階に開設した。ケモとは化学療法を意味するケモセラピーに由来する。
化学療法は抗がん剤を用いてがんを治療することで、抗がん剤にはがん細胞の増殖を抑えたり、再発や転移を防ぐ効果がある。化学療法については、以前は入院による治療が主流だったが、近年は新しい抗がん剤や副作用を抑える薬を組み合わせることにより、外来で化学療法を実施することが可能となった。同病院も外来化学療法センターを開設後は治療件数も年々増えていて、仕事を続けながら化学療法を受ける人も少なくない。
このような抗がん剤治療の患者の増加により、同病院では多職種7人による「がん専門サポートチーム」を立ち上げ、ケモサポート外来の運用を検討、スタートさせることにした。担当しているのはがん化学療法看護認定看護師の亀谷朋子さんと山本伸洋さん、がん薬物療法認定薬剤師の松岡佳吾さんの3人だ。


ケアサポート外来を担当するがん化学療法看護認定看護師の亀谷朋子さん


ケアサポート外来を担当するがんがん薬物療法認定薬剤師の松岡佳吾さん

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