最新の治療法など、地元の医療情報を提供する「メディカルはこだて」の編集長雑記。

函館で地域限定の医療・介護雑誌を発刊している超零細出版社「メディカルはこだて」編集長の孤軍奮闘よれよれ・ときどき山便り。

マルとサンカク(円山と三角山)

2009年08月04日 16時31分26秒 | 山歩き・散歩・温泉
2日の日曜日は札幌の円山と三角山を登ってきた。
北海道神宮の駐車場に車をとめる。
参拝かと尋ねられたので散歩と答える。1時間までは無料だ(以降は1時間毎に500円)。
小雨は降っているが、登山口らしい駐車場の向側にある大師堂へ歩き出す。

 大師堂。建物の横が登山口

ここは八十八カ所ルートの出発点で、大師堂から頂上までには数多くの観音像が並んでいる(八十八の像が建立されたのは大正時代。現在では二百体以上になっているそうだ)。

 木の根がむき出しになった道を登る

次々とシマリスが姿を現す。
相当に人慣れしているようで餌もたくさんもらっているのだろう。
尾根道になると今度はエゾリスが登場する。
このリスは食べ物をしつこくねだり、遂には足にまとわりついて膝の上までやってきた。

 足にまとわりつくエゾリス

尾根のコブからは市街地が見える。コブを過ぎて少し歩くと動物園からのコースと合流、すぐ先が頂上だった。
頂上(標高225m)は岩場になっていて7~8人が座っていた。

 岩場の円山頂上

小雨が止んで市街地の眺めもよい。
途中はリスがうるさかったが、ここではカラスが近づいてくるので、休憩もさっさと切り上げる。
帰路は動物園コースを下りた。
緑色のフェンスは動物園のものだろうか。そのフェンス沿いに小川と道が並行している。

 登山道には大木も多く見られる

大師堂に戻るころにはまた雨が降ってきた。
円山公園の中を歩く。
雨の公園は静かだった。

 雨の円山公園


雨足の強さに少し悩んだが、三角山の登山口に行くことにした。
三角山は西区山の手地区にある標高311mの山で、名前の通り見る角度によって山の形が三角形に見える。
大正15年には当時日本一の規模を誇った「札幌シャンツェ」が造られた。
戦後、売却されて採石が始まると環境破壊が進んだことで、市民の反対運動が起き、札幌市が買い取ることとなった。
複数の登山道があるが、山の手側の入口から登ることにする。
北1条の宮の沢通沿いに「三角山の散策路入口」の標識がある。少し進んだ先にある緑ケ丘療育園の向側が駐車場になっている。
ちょうど雨はあがったようで薄日もさしてきた。

 登り始めの道

少し登るとベンチの置いてある「こぶし平(三の坂)」に到着。道はぬかるんで歩きづらい。
この後、「四の坂」で道は分かれる。
「六の坂」までの登りは結構きつかった。ここは宮の森側コースとの合流点でもある。
一等三角点の頂上は予想以上に広かった。

 三角山頂上

頂上からは南側の眺めがよく、登ってきたばかりの円山がすぐ目の前にある。

 正面の山は円山

下山後は琴似駅近くの「花ゆづき」という温泉へ。
炭酸を溶かした人工炭酸泉や有名な温泉を人工的に再現した温泉など、「人工」が売りの温泉施設だった。

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