最新の治療法など、地元の医療情報を提供する「メディカルはこだて」の編集長雑記。

函館で地域限定の医療・介護雑誌を発刊している超零細出版社「メディカルはこだて」編集長の孤軍奮闘よれよれ・ときどき山便り。

道南初の「お泊まりデイ」実施で宿泊サービスを提供

2017年03月10日 13時23分20秒 | メディカルはこだて
第61号ではデイサービスセンター「のべる手」所長の斎藤修さんを取材した。


コンサートではギターを演奏する所長の斎藤修さん。

昨年12月1日にオープンしたデイサービスセンター「のべる手」(函館市中道1丁目)の室内は、ジャスが流れ、コーヒーの香りが漂っている。カフェのようなくつろいだ雰囲気は「自分が年を取ったら利用したい空間を作りたかったから」と所長の斎藤修さんは語る。「のべる手」とは手をさしのべること。この名前には、斎藤さんが利用者からの要望に決して「NO」を言わないという理念と決意が込められている。
「お泊まりデイ」というサービスがある。対象は介護保険法に基づいたデイサービス利用者で、夜間に「介護保険適用外」の宿泊サービスを提供する事業だ。日中のデイサービスの延長という位置づけで、対象は当該施設のデイサービスを利用する人のみ。介護保険で宿泊ができる高齢者施設が慢性的に足りないことから、全国で開設する施設が増えている。道南地区では2月1日から実施した「のべる手」が最初の事業所となった。「お泊まりデイの夜間ケアサービスは夜6時から翌朝9時まで。要介護度によって夜間ケアの利用料は異なりますが、4泊以上は割引利用料を設定しています」。お泊まりデイは家族の介護負担を減らすことができるので、介護をしている家族にとっては非常に有用なサービスとして人気が高い。



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