完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

因果は巡る・・・。(その1)        ~政治不信のおおもとは?~

2022年09月16日 | 時事ネタ

 

 

私は中老男である。

 

 

 

いかなることも、つい自分の若い時と比べてしまうのは

 

 

 

中老男の「弊害」である。

 

 

 

しかし「政治」に対する感覚は必ずしも「弊害」ではあるまい。

 

 

 

「歴史」というのは「政治の積み重ね」であるからだ。

 

 

 

大河ドラマがいまだにある種の根強い人気があるのは、そのドラマが脈々と「現在」につながっているからだろう。

 

 

 

 

「政治不信」などという言葉は、たぶん江戸時代にもあったのだろう。

 

 

 

行政を執行する側に対する「不信」は、結局「人間不信」と同義であるから。

 

 

 

しかし、そうした中でもに日本人には「強い正義心」と「利他主義」(利己主義の対義)的な意識があり

 

 

 

それによって「ある程度」の信頼が保たれていた。

 

 

 

だが何事も「人間のやること」だから、徐々に境界線が「曖昧」になる。

 

 

 

私の子供の頃の信号機の「黄色」は、ほぼ「とまれ」の意識だった。

 

 

 

今は「赤」の最初数秒まで「進んで」いる車も少なくない。(私の気のせい?)

 

 

 

これらがその代表的な例だろう。

 

 

 

今の政治における「不信」は、結局「安倍晋三」なる人に象徴されていると私には思える。

 

 

 

先に「自民党」の話をしておこう。

 

 

 

自民党という政党が、なぜこれほど長く政権を維持し続けているのか?

 

 

 

それは自民党内に「派閥」という「政党内政党」が存在したからだ。

 

 

 

総理大臣がその地位を守るためには「野党」よりも「党内派閥」を重視する必要があった。

 

 

 

それにはもちろん「政策」「人事」「お金」がついて回ったのだが。

 

 

 

自民党が政権を野党に渡さず、党内の派閥が「国民の声」の代表となり

 

 

 

「疑似政権交代」といえる派閥の領袖による「総理大臣交代」を繰り返す。

 

 

 

これが自民党が長く政権を握っていた現実だ。

 

 

 

いかに政策が違い、嫌いな人間であろうと「政権を手放すくらいない我慢する」ってこと。

 

 

 

だから以前の派閥というのは、今の野党などよりとてつもなく結束が固かった。

 

 

 

私から見れば今の派閥など、ただの「人数合わせ」にしか思えない。

 

 

 

そうした中でKeyになった人物が「小沢一郎」と「小泉純一郎」の二人。

 

 

 

 

小沢一郎は「自民党を脱党」し、初めて自民党の屋台骨を揺すった人物。

 

 

 

剛腕といわれた政治姿勢は、田中角栄流の意識・手法をもって以後の「政界再編」の火種となっていく。

 

 

 

小泉純一郎は自民党内に残り、派閥というものを持たずに「国民の人気」というもので総理大臣になった。

 

 

 

党内の「派閥の原理」をぶち壊した政治家である。

 

 

 

「私が自民党をぶっ壊します!」とか「郵政民営化に反対する人は、すべて抵抗勢力です!」とか言った人。

 

 

 

(こうした発言で国民の人気を得て「1強」体制を作った。のちの安倍氏は彼を手本にしたのではないだろうか・・・?)

 

 

 

覚えている人も多いだろう。

 

 

 

安倍晋三は小泉内閣の時の官房副長官で「拉致問題解決」の時に脚光を浴びて世に出てきた。

 

 

 

 

話が長くなってしまった。今回は「安倍晋三」の表舞台への登場までということで。

 

 

 

次回に続きます。

 

 

 

 

今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、政治に絶望しませんように。

 

 

 

 

            May

 

 

 

 

本当は安倍氏の父親・祖父まで辿らないと今の宗教団体への関与は分からないんだけど。私もそこまで詳しくないしね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小泉純一郎という人はそうした派閥というものを

 

 


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