完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

やっぱり「LIVE」ですな。その1     ~落語会に行ってきた~

2020年11月01日 | 落語






私は初老男である。









なんとLIVEの落語会に行けたのである。









こうした田舎では珍しい。










出演は








           できたくん(発泡スチロール切り絵)

             



                三遊亭美よし             




                 柳亭小痴楽




                 三遊亭游吉









当たり前であるが「芸能」というのは見る人あってのものである。











とくに落語などの場合、その場の客がどうした反応をするかによって出来がかなり変わってくる。












今回もそうだったのだが、演じている中でちょっとした「クスグリ」を入れたりするのがある意味落語家の真骨頂でもある。











まず、前座









                   三遊亭美よし








女流落語家の前座さん。










演目は「転失気」











みたところ20代後半から30代前半といったところか。










前座の噺家の典型的な出来である。











こうした前座話でも、弄り方によっては随分おもしろい出来にできるはずである。










しかし、当然それを師匠が許すはずがない。(ちなみに師匠は後出の三遊亭游吉)










女流落語家は残念ながら、私の知る限り大成した噺家はいない。










だからこそ挑戦する人が絶えないのであろうけれど。











落語家のむずかしいところは、どうあがいても持って生まれた「フラ」(おかしみ)に敵わない部分があるということ。









これはなかなか言葉では言い表せない。










三遊亭美よしは、まじめに修業しているし本人が言っているように充分に女性として整っている。









それが落語家としてやっていくのに、プラスにばかりなるかどうか・・・・。









頑張ってほしいものである。










色物としての「できたくん」切り紙でなく発泡スチロール切芸。










こうした状況の中では芸に生きていくのは大変だろうと思う。










お笑いやこうした芸能の世界に生きる人間にとって、こうした状況は「最悪」である。








そうした人たちの一番の補完職である「飲食店のアルバイト」がやりにくくなっているのだから。











こうした芸は、いかに話芸で「盛り上げるか」がポイントになるのであるが・・・・。










今のこの状況ではなかなかむずかしい。









頑張ってほしいものだ。










文字数が多くなりすぎた。









落語家の二人については、その2に続きます。









今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、ちょっとしたイベントで調子を取り戻しますように。








           May









普通の勤め人と違う世界のむずかしさをヒシヒシと感じるねぇ・・・・。










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