拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

シュヴァインシュタイガー選手の名前の由来

2018-06-28 10:56:13 | 言葉
予選敗退危機が叫ばれていたアルゼンチンはメッシの覚醒により決勝リーグ進出。それにしてもメッシのあの入れ墨。日本の銭湯には入れませぬなー。そういえば、クリスチャン・ロナウド(よく裸になる)には入れ墨がなかったと思う。その理由は「献血をするから」だと。お酒も飲まないのだという。だからもてもて。誰かが「リアル・ドンファン」と言ってた(「酒と女」はセットで語られることが多いが、ロナウドは女だけ、私は酒だけである)。反対に、優勝候補でありながら予選リーグで敗退したのがドイツ。そういえば、前回大会のドイツ・チームのキャプテンはシュヴァインシュタイガー(Schweinsteiger)だったが、この人は今回出てないよね。代表引退って言ってたし。で、この人のお名前が興味深い。「Schwein」=「豚」、「steigen」=「上がる」である。なので私は同選手のご先祖様は豚の荷揚げをしていたのではないかと想像した。では正解を探そう。ググったらでてきましたとも。日本でもNHKで「お名前ヴァラエティー」を放送しているが(まさに、こないだはサッカー選手のお名前特集をやっていた)、ドイツでも名前のルーツにはみんな興味があるとみえて、ドイツの新聞(ヴェルト誌)のコラムにシュヴァインシュタイガーの名前の由来についての記事があった。それによると。多くのドイツ人は、「Schweinsteiger」から「豚に乗る人」を連想するという(あらま。「豚を揚げる」ではなくて自分が「豚に乗る」か。そう言えば、「steigen」は自動詞だった。私は他動詞的に考えてしまったのだ。私のドイツ語もまだまだである)。じゃあ、同選手のご先祖様は豚の競走でもやっていたのかというとそうではなく、豚と一つ屋根の下で暮らしてのではないか、というのだ。「Schweinsteige」には「豚小屋」という意味があるからだという。とにかく、いずれの意味であったとしても、日本で「豚」と言われたらいい感じはしないが(こないだも「カーネーション」で奈津が糸子を「このブタっ」と罵っていた。だが、豚肉はビタミンB1が豊富で疲労回復にはもってこいだという)、さすがソーセージの国ドイツ!豚が名字になるんだなぁ。しかもシュヴァインシュタイガー選手の愛称は「シュヴァイニー」(「豚っち」って感じ)で、同選手のお父さんはこの愛称を商品登録したそうだ。だが、ご本人はこの愛称を気に入ってない、という話もある。

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