拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

家族そろって歌合戦

2023-10-12 08:27:51 | 日記

新しい朝ドラのヒロインのモデルは笠置シズ子さん。あたし、この方のイメージは子供の頃見てた「家族そろって歌合戦」の審査員。関西弁の印象が強かったけど辛口だったかしら。はっきり辛口だったと覚えているのは作曲家の高木東六さん。容赦なかったイメージ。この方、例の音楽横好きの友達の高校の先輩なんですって。で、友達の在学中に母校に講演にいらしたんですって。そのとき、吹奏楽部の某女子がもっのすごくひねくれた質問をして、友達はその女子のことをよく知ってるから質問のひねくれた意味をすぐ分かって、「偉い人に対してもまったくいつも通りなんだから。怒っちゃったらどうすんの?」と心配になったんだけど、東六先輩はまさか高校生がそんなひねくれたことを聞くとは思わなかったらしく、善いように解釈して笑顔で答えてくださったんですって。でもWikipediaの高木東六さんのページにはね、米子で生まれて茨城で育って芸大に行って中退してパリに行って……ってことは書いてあるんだけど、高校のことには触れてない。一般人にはどうでもいい情報なのね、きっと。「家族そろって歌合戦」に戻るわね。作曲家ではほかに市川昭介さんも審査員で。この方、お声がソフトだったことはよく覚えてる。あと、司会は、てんやわんやのお二人でした。出場家族には「ぞうさんチーム」とか動物名が付けられてた。日曜日のお昼だったわ。「新婚さんいらっしゃい」はまだ始まってなかった。

今ググって調べてみると、当時、笠置シズ子さんはもう歌手を引退して役者に徹したんですってね。だから、あたし、笠置シズ子さんの歌ってる姿は、リアルタイムでは見てない。たしかに現役時代はすごかったらしくて、後に、ある大物歌手が笠置シズ子さんに扮してブギウギを歌ったとき、母が、「本物の笠置シズ子はあんなもんじゃなかった」って言ってた。でも、その大物歌手も相当なものだったわよ。あたしは、現物を見てないので本当に「あんなもんじゃなかった」かどうかは分からない。映像が残ってるけど、古い映像は真価を伝えないからね。例の友達が「大昔、カルーソーって名歌手がいて、その録音が残ってるけど、古すぎてすごさが分からない」って言ってたわ。その友達もね、ベロベロバー(じゃないんだけど正確な名前は覚えられない)を超える歌手はいないって今でも言ってる。そう言えば、大昔に沢村栄治ってピッチャーがいて、ものすごく速い球を投げたらしくて、で、ピッチングマシーンを使って検証した番組があって、そのとき青田昇さんとかが150キロ台の球が来ても「沢さんの球はこんなもんじゃなかった」って言ってたのを思い出した。でも、160キロになるとさすがに「このくらいだったかな」と言ってた。大谷選手はもっと速い球を投げるわよね。



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