拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

起死回生案

2022-06-25 06:51:40 | 日記

餃子作りも26センチのフライパンがベストとなると、両面焼きフライパンの出る幕がない。絶体絶命。だが、起死回生案を思いついた。26センチのフライパンを使うと、別にフタとお皿を用意しなければならない。大物の洗い物が三つである。これに対し、両面焼きフライパンなら、フタは別にいらないし、ひっくり返せばフタがお皿になる。分解して二つになるとしても洗い物は二つである。さっそく実践。焼き上がって上下を返してフタ(返す前の底面)を開ける。え?底面(返す前のフタ)に何もない。なんと、すべての餃子がフタ(底面)にくっついている。まるで、天井に張り付いた忍者はたまたジェダイである(Jediの名称は、Jidaigekiから来た、という説がある。ジョージ・ルーカスは、スピルバーグ同様、黒澤明を大変尊敬している)。振ってみる。落ちてこない。振って振って振って振っても落ちてこない。ぶん回してようやく落ちた。写真は、そうした格闘後の姿である。派手に喧嘩をした揚げ句、とりすまして記念写真におさまる夫婦のごとし(よく見ると、並びがぎこちない。ますます仲の悪い夫婦だ)。いや、くっついたことが問題である。フッ素樹脂加工が剥がれたか。すなわち、既に寿命ということか。フッ素樹脂加工ってやつは、有名メーカーの高いヤツでもいずれはがれる。だったら、最初からやっすいヤツにして、頻繁に買い換える方が良いのかもしれない。しかし、この両面焼き君についてはまだ可能性がある。これまで焼きに使ってきたのは主に底面。両面焼きと言ってもフタではほとんど焼いてない。こちらはまだフッ素樹脂加工が生きているかもしれない。次回は、最初から上下逆にして焼いてみよう。

MDの危機についても書いた。今あるMDプレーヤーが壊れたら、某大なMDコレクションがゴミになるという話である。これに対しては、ハードディスクに移しておけば?というコメントをいただいた。それがいい。どうやって移そうか。一番手軽な手はICレコーダーにつないでそちらに移す(そのあと、パソコンに取り込む)という手。うん、これにしよう。接続コードは山ほどある……ん?あるはずなんだが……ないっ。そうだ、こないだコード類を断捨離したんだった。まったくもう、いらないと思って捨てたヤツこそ、後で要り用になる。因みに、ある俳優夫婦が断捨離した際、冷蔵庫とかも捨ててしまって、ガランとした部屋に人間だけ。たちまち生活に困って、再び家具・家電を買い揃えたそうな。しかし、コレクションを残すことにどれほどの意義があるのだろう。例えば、今私がぽっくり逝ったら、わが家を占拠しているコレクションという名のガラクタは遺品整理業者が十把一絡げにしてたちどころに処分するだろう。母のときそう思った。遺品の中に某大な写真アルバムが出てきたのだが、私にも妹にも用はないので他のモノと一緒に処分することにしたが、整理業者に「これ、捨てちゃっていいんですか?」と聞かれたら何と言おう?と思案した。だが、全くお構いなしだった(父の遺産を整理したとき、キジの剥製については聞かれたけれど)。因みに、私のMDコレクションの大元は、FMをエアチェックした8mmビデオである。8mmビデオを6トラックに分割してPCM録音するという技術をS社が開発した。小さな一個のビデオカセットで4×6時間録音でき、しかも高音質ということで飛びついた。だが、S社は8mmビデオの生産を終了。コレクションを守ろうとその全て(カセット数で1300個以上)をMDにダビングしたらS社はMDの生産も終了。そして今に至る、である。どうせ、遺品整理業者に処分されるんだったら自分の手で処分するか、と思うこともあるが、1980年代のバイロイト音楽祭の録音などはやはり残しておきたい。因みに、S社とくれば、株で大損して、売ってから爆上がりして持ってたら今頃お殿様で、乗り換えた某社株でまた大損して、10年以上経って値上がりしてようやく振り出しに戻って、その某社の元会長さんが最近医学部進学を決めた某女優さんの遠縁にあたる話に続くのだが、飲み会ですることにしよう。


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