拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

最強牝馬をエスコートしたのは読書が趣味の「机」騎手(祝!クロネジェネシス!有馬優勝!)

2020-12-27 16:42:00 | 音楽
牝馬の年を締めくくったのはやはり牝馬。グランプリ・有馬記念を制したのは1番人気のクロノジェネシス。同じ牝馬のカレンブーケドールが来なくて馬券は外れたが(来たのはやはり牝馬のサラキア)、信じていたクロネジェネシスが来たから最高に嬉しい(馬券が外れても嬉しいことってあるものだ)。これで、夏冬のグランプリ連覇である(グランプリ=ファン投票で出走馬が決まるレース。夏は宝塚記念、冬は有馬記念)。去年も夏冬のグランプリを牝馬のリスグラシューが制した。あのときも感動したなー(馬券はどうだったんだっけ)。この二頭は、古馬になってから馬が変わって無双になった点が重なっていて、私はそういうストーリーが大好きなのだ(自分もあやかって、カンレキ+ウン歳から化けたいと願っているのだろう)。ちょっと馬がよくなるとすぐ外国人騎手を乗せたがるのが最近の風潮だが、クロノはずーっと北村騎手とのコンビ。今回もいい騎乗だったねぇ。スローとみるや、向こう正面でどんどん押し上げていって、3コーナーを回るところでは絶好の位置。あそこで勝ったと思ったもんね。その北村騎手は、読書が趣味だそうだ。戸崎騎手なんかは、10年間一度もやってなくてもゴルフが趣味と言うし、英会話が趣味とも言っている。私のブログと同じででまかせっぽい(それでも私は戸崎騎手のファンである。理由は、ジェンティルドンナがラストランの有馬記念を勝ったときの鞍上だったからだ)。だが、北村騎手の読書好きは本当のようである。馬へのあたりがとても柔らかいので牝馬との相性がいいというのもわかる気がする。そんな北村騎手の仇名は「机」だって。ははん、机で本ばかり読んでるからついた仇名と思ったらさにあらず。以前、騎乗停止命令を受けたとき、荒れて近くの机をひっくり返して騎乗停止期間が追加されたのでついたそうだ。へーえ。そういう一面もあるんだねー。暴れてペナルティーが加算されるなんざ、まるで「こうもり」のアイゼンシュタインである。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿