情熱大陸

昨日のTBSの「情熱大陸」は沖縄の主婦が主人公でした。
http://mbs.jp/jounetsu/2006/09_03.shtml

テレビ、時計、洗剤がない生活の中で、ゆったりとおくる生活は羨ましくもあり（本当は忙しいのですが、ゆったりと見えてしまう）、僕にもできることがあったなら、真似をしてみたいなあと思ったりしながら見ていました。

その後、NHKでは「環境アーカイブス」という番組を放送していました。
温暖化云々と騒がれているさなか、スウエーデンでは、エタノール車、アイドリングストップを推奨していて、たしかエコドライブ（急発進、急停止の禁止等）を法令化していたと思います。
韓国では、お店で割り箸を置く事を禁止をしていて、日本では、これといって何もしていない現実にがく然としたりします。

最後に、ファンタジー作家のエンデの話で締めくくっていました。
現代の世の中は、経済が成長することを前提としてあるため、皆、質素な暮らしをしていたら、失業者は町に溢れ、生活が成り立たなくなる。
経済が成長することは、自然が搾取されるということなので、いずれそれは僕たちに返ってくる。温暖化という形で、もう返ってきているともいえそうですが・・

だったら我々は、どうしたらよいのか？
自分で出来る事から始めようということしか、今のところ答えがないのかもしれません。
皆、不便な生活はしたくないと思うでしょうから・・

僕だったら「贈り物理論」を提唱しますけど。（笑）
簡単にいうと自分に必要ないものを必要な人たちにあげる。（押し付けや見返りはノーサンキュ！）
結果として、お互いが理解仕合い、お互いが気持ちが良くなる理論です。（何かをしてあげると、自分も気持ちがよくなるらしい）

テレビ、新聞等で経済効果いくらいくら、といった文章を目にしたりしますが、一生こんなことを、人は追いかけて行くのかね、と思ってしまうのでした。