アウトドアな日常

インドアからアウトドアへのススメ

風と双眼鏡、膝掛け毛布

2023年05月06日 | 本と雑誌 その2

「風と双眼鏡、膝掛け毛布」(梨木香歩著)を読む

日本の地名を訪ねるエッセイ集です。

栃木県にある五十里(いかり)という地名は、江戸から五十里離れているからという理由で付けられたそうです。私が初めて自転車でキャンプ旅行したのは、宮城県の松島への旅でした。途中、五十里湖を通って会津へ抜けたと思います。その間の景色がなんとなく良かったような印象があります。

十和田湖の話もあります。この湖は水が綺麗すぎて魚は棲んでおらず、地元のタンパク源として明治中期ごろにヒメマスを放流し居着いたそうです。十和田湖からは奥入瀬川が流れていて、この川には魚はいたそうですが銚子大滝が魚止めとなって十和田湖へは遡上できなかったそうですが、魚道を作って通れるようにしたそうです。

ですが、サクラマスがヒメマスを食べるようになってしまい魚止めは壊したそうです。それでも、サクラマスは居着き、十和田湖へ流れ込む支流で産卵を行なって生きながらえているそうです。

十和田湖、奥入瀬渓流には自転車1回、オートバイ1回で通っていますが、奥入瀬渓流で釣りをしている人は見かけることはありませんでした。機会があれば水中撮影をしてみたい場所でもあります。

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