「アホウドリを追った日本人ー一攫千金の夢と南洋進出」(平岡昭利著)を読む
アホウドリのことは何度か書いていますが、明治期に羽毛を欲しさに南洋進出をして、絶滅寸前まで追い詰めました。
アホウドリは警戒心がなく、飛びたつのも上手でないので、簡単に撲殺されます。アホウドリの名の由来もそこからきています。
小笠原諸島というのは、当時、イギリスやアメリカなども領土欲しさに来島しています。結果的に日本の南洋進出が日本の領土としての後押しになりました。
にしても明治期というのは、ニホンオオカミを絶滅させているし、日本犬の雑種化もこの当時だと柳田国男も記しているそうです。(日本犬を価値ある犬だという認識はありませんでした)神社などの鎮守の森は伐採しているし、自然からみればかなり滅茶苦茶な時代であったと思います。
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