「植物はそこまで知っている(感覚に満ちた世界に生きる植物たち)」(ダニエル・チャモビィッツ著)を読む
植物は、光や色の微調整、赤色、青色、遠赤色、紫外線を見分けることができる。周囲に漂う香り、空気中にある揮発性物質に反応する。
ただ、植物には脳がないので苦痛というものを知らない。(山火事があったことは知っていても)
人間は、植物を擬人化してとらえようとするけど、そのことは著者は戒めています。
音には全く反応しないらしく、ダーウインが行ったオジギソウへの実験でも無反応であったという。(ちなみに自身でバスーン演奏をして、この実験を「まぬけな実験」と呼んだそうです)