アウトドアな日常

インドアからアウトドアへのススメ

ラスト・マタギ

2018年07月13日 | 読書日記 その8

「ラスト・マタギ(98歳の生活と意見)」(志田忠儀著)を読む

マタギのほかにブナの保護、山小屋や公園管理人などを歴任されています。

昔の山の生活は町に出るより稼げたといいますが、公園管理人としての給料はかなり低く、割りにあわない仕事だったようです。それでも続けたわけは、自然を守りたかったという理念がそうさせたわけですが、当時、自然保護なんて誰も口に出さなかったといいます。そんな中でブナを守るということはどれだけのご苦労があったのだろうと想像します。

岩魚釣りの記述もあり、やはり当時はかなりの魚影があったようです。

カモシカは雪崩などで命を絶つことが多かったいいます。それを食料にしていたのは熊(ツキノワグマ)で、肉食でもあったのだと著者の話で納得します。

コメント
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