アウトドアな日常

インドアからアウトドアへのススメ

狭いながらも

2010年10月23日 | アウトドアエッセイ その2
最近はキャンプをしていないなあと、堕落した生活をしております。(笑)

何年か前に買ったモンベルのムーンライト三人用も一回しか使わず、ここ数年の堕落した生活ぶりは目を覆いたくなる有様です。

さて、日本での二人用のテントは、外国では一人用として認知されていると読んだことがありますが、こうした標識の違いは衣類でいうところのSMLのサイズと同じように体格の差で違うのだろうかと思った次第です。

そもそも日本には、茶の精神というものがあり、茶室(三畳間、四畳半)といった狭い空間の中で儀式(?)が行われます。
しかし、その狭い空間の中から発せされる精神というものは、宇宙と同格の、いやそれ以上の精神の抑揚感を呼び覚ますものであるのかもしれません。

ですので、狭いということは決して悪いことではなく、むしろ精神の解放という人類がなし得なかったものを人間に与えてくれるのかもしれません。
(そういう意味で外国では一人用のテントであっても、日本では二人用と表記したのかもしれません。ゴリ押し)

だから、キャンプも出来ないような堕落生活をしてしまっている僕は、精神の破綻、それに類する精神の崩壊を招いてしまっているのではないかと危惧しているのであります。

ここで、「狭いながらも楽しい我が家」という言葉がありますが・・これこそが人類が求める幸福のあり方ではないかと思っているわけです。

ご清聴ありがとうございました!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする