時化の入港

今日はオガマルの入港日。GWの着発便のあと、今月一杯は木曜日の入港そして日曜日の出航と言うスケジュールの運行。

昨日までは、ベタ凪の穏やかな晴天が続いていたが、オガマルの入港にあわせたように朝から強い雨が降ったりやんだりの、荒れ模様の天気である。

小学校での仕事中に聞いた防災小笠原の島内放送では、300名弱の乗船客を乗せ定刻10分遅れ、11時40分入港予定との事。10時までの小学校での仕事を終え一旦我家へ帰る時には、なんと土砂降りの雨に強い南よりの風。自転車は風にあおら、前は見えないし最悪状態、カッパを着ていたがびしょ濡れになってしまった。

荷役の仕事に集まった皆も、お決まりの入港日時化模様、雨の荷役にうんざりといった所。「この時化で磯遊びはもうだめだね、せっかくの大潮なのに」と言うマーカスは昨日ブタ海岸から、磯伝いにジョンビーチまで磯遊び（獲物取り）を楽しんだそうだ。

昨日ウェザーからベタ凪の海を見て予想した通り、磯遊びには絶好のコンディションだったようである。

さて肝心の荷役作業の方だが、ラッキーにも作業中は心配していた雨は一粒も落ちてこなかった。皆着込んでいたカッパを脱ぎ捨てての作業。今日も積荷は比較的多く、しかも高所作業車等大型車を含む車が7台、そして厄介物の電信柱が5本。天気は何とか持ってくれたが、終了は4時近くになってしまった。

皆さんご苦労様でした。

先ほど覗いたネットの天気予報では、小笠原地方どうやら明日も雨模様、今便の観光客の皆さんにはあいにくの空模様のようである。沖縄も入梅したようだし、小笠原もそろそろなのかもしれない。

写真は荷役の昼休みに撮ったオガマルの後姿、この角度も悪くないネ。