小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

雨の出航日

2006-12-19 16:43:29 | Weblog
今日はいよいよ愛妻!マユミの帰郷の日。にもかかわらず妻は5時過ぎにいつものように支庁食堂のパートに出かけていった。相変わらず頑張るねー、貧乏暮らしの我家にとって1日のバイト料は大きいからネ。

僕の方は小学校の仕事Off(どうなってんだい)。妻はパート先から二見桟橋へ直行。僕は妻の荷物を持って二見桟橋へ、1時過ぎに待ち合わせだ。

午前中天気が良ければ釣りでもと思っていたが、朝からドンヨリ曇り空、霧雨もチラホラ。天気予報も曇り時々雨、しかも北東から東よりの風が結構強い。こんな日に無理して釣りして風邪でも引いたらばかばかしい、と言う事で今日はお久し振りに夜明け道路1周のジョグに挑戦。

1月にはロードレースもあるし、足の現状をきちっと把握しておくには良い機会。今日はどれくらい走れるか、感覚的に90%くらいの強度で走ってみた。風は強かったが、涼しくてやや強めのジョグにはもってこいの気象条件。真夏の頃とは比較にならないが、2時間近くかかっていたところを、1時間20分を切って何とか走りきれた。夜明け道路1周の距離がはっきり分からないので何とも言えないが、6キロのロードレース、最低目標の1キロ5分カットは何とかなりそうだ。

昼食を済ませ二見桟橋の船待ちへ。大方の荷物は昨日宅急便で送ってあるので、大した荷物ではないが、温暖な小笠原から真冬の内地へ行くのだから衣類が大変。妻は軽装から一応内地仕様へお色直し?

乗船客数が140名だったこの便、流石に今日の乗船客も非常に少ない。海洋センターの知り合いシマネエも、「こんなに閑散とした出航日も珍しいですね」と拍子抜けの様子。しかも雨が降ったり止んだり、まさに妻との別れを悲しむ僕の涙雨だ(3週間ほどなんだけどネ)。

妻にはハイビスカスの花一輪を渡しておいた、帰って来てもらわないと困るからネ。
(以前にも紹介したけど、オガマルから湾内で投げた花が岸に流れ着くと、再び小笠原の地を踏めるという言い伝えがある)

そして離岸直後、妻が投げたハイビスカスの花は、折からの強風にあおられ、まるで紙飛行機のように高く舞い上がってなかなか落ちて来ない。視界から消える寸前に海面に落ちたように見えたけど、大丈夫かな。

ちゃんと帰ってきて下さいよ、待ってます。

写真はオガマルの前で。雨模様の乗船開始時間前とは言え、本当に人がいないネ!