小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

アルプス

2006-12-13 19:51:47 | Weblog
小笠原は強い日差しの晴天。今日の昼休みはウェザーステーションへ。

小学校の20分休みに生徒さん達と5分間のランニングをしたせいか、足が重たい。意地でいつも通りギヤ2枚を残して何とか上りきったが、別に意地張っても何の意味も無いんだけどネ。

今日のウェザーはとても賑やか。島民の皆さんお弁当持参で昼食会である。どうやらここ数日朝早い時間、ウェザーからもザトウクジラが確認されているようで、いよいよホエールウォチング季節の到来か。以前のボランティア先海洋センターの皆さんも忙しくなりそうだネ。

ところで今日もウェザーの激坂を共に上った、愛車アルプスを購入したアルプス自転車工業が閉店するとの事。先日オーダーしたパーツと共にそのお知らせの葉書が届いた。

残念の一言。確かに内地で自転車に乗ってた頃も、ランドナーとすれ違う事は非常に少なかった。たまに出会うと、お互いに「お~、アルプスだ」と挨拶を交わしたものである。

そんな自転車業界の昨今を考えると、1台2~3十万するツーリング車の受注生産だけの商売は成り立たないんだろう。

今にして思えば、我家も万年金欠病のわりには自転車に結構お金をかけてきた。僕は、アラヤのマウンテン、マディフォックスに始まり、ヴォーグのロードレーサー、そしてアルプスのクライマー。妻は前記の僕と同じ3台に加え、東急ハンズでオーダーしたクロスバイク、トレックのアルミのマウンテン、そしてプジョーのクロスバイクが2台。妻は自転車で遠距離通勤をしていて、消耗が激しかった。

そして今残っているのは、千葉の我家にヴォーグのロードが2台、そして小笠原にアルプスが2台とチョイ乗りに使っているプジョーが1台。

小笠原に移住を決めたとき、正直スペースがあればロードも持って来たかったが、六畳一間の生活を考えたらとても無理。小笠原の生活を考えれば当然アルプスと言う選択になった。

そのアルプス、小笠原で本当に大活躍。坂の多いこの島にピッタリ、車の無い我家の生活を支えてくれていると言っても決して過言ではないだろう。アルプスあっての小笠原ライフだ。

実は偶然にも小笠原小学校にアルプス通勤している先生がいる。小笠原にアルプスは3台、島の人口から考えれば良い数字だよネ。その先生も今日「本当に残念だなー、パーツとか困るよね」と一言。

アルプス自転車工業さん、素敵なバイクを本当に有難うございました。我家の今後の小笠原ライフの為にも、ますます大事に、そして更に酷使させていただきます。

写真は今日のウェザーの昼食会。