MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

春の兆し(河津桜、種漬花、蚤の衾、蕗の薹など開花)

2018年02月23日 | あらかると


当地の川津桜が開花を始めた。
2月20日現在で1部咲き程度だが、
開花まもないころに冷害を受けたようで、
花弁の先端が茶色に焼け本来の花の姿ではない花が多く、
平開した派手やかな姿は少なかった。(下の写真)


また近隣にある「寒桜」の並木の蕾も多数ついており、
花弁も見えてきていることから、今日明日中には開花が見られことだろう(下の写真)


ただ当地では、昨日の朝方から昼近くまで降雪があり、
折角咲いた花はまた冷害を受けることだろう。

風のない日向では「蚤の衾(ノミノフスマ・下の写真)」や、


稲の種籾を漬ける(肥料などを溶かした水に漬けて発芽を促す)時期に咲くことから名前がつけられた、
「種漬花(タネツケバナ・下の写真)」が咲き始めていた。


大町公園内では「蕗の薹」が顔を出し開花寸前だった(下の写真・20日撮影)。


藪椿の花には花粉を求めて「平田虻」の仲間がやってきていた。
小蝿や金蝿、ウンカ等の飛翔も見られ、
七星天道虫たちの活動も活発化してきている。


ビオトープでは日本赤蛙の卵塊があちこちに見られ、
水底にはカワニナの這った筋状の跡があり、日差しのある浅瀬には目高も出てきている。
人の目には見えない枯芝の中では下萌えも見られるなど・・・

春は確実にやってきている。
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