当地の川津桜が開花を始めた。
2月20日現在で1部咲き程度だが、
開花まもないころに冷害を受けたようで、
花弁の先端が茶色に焼け本来の花の姿ではない花が多く、
平開した派手やかな姿は少なかった。(下の写真)
また近隣にある「寒桜」の並木の蕾も多数ついており、
花弁も見えてきていることから、今日明日中には開花が見られことだろう(下の写真)
ただ当地では、昨日の朝方から昼近くまで降雪があり、
折角咲いた花はまた冷害を受けることだろう。
風のない日向では「蚤の衾(ノミノフスマ・下の写真)」や、
稲の種籾を漬ける(肥料などを溶かした水に漬けて発芽を促す)時期に咲くことから名前がつけられた、
「種漬花(タネツケバナ・下の写真)」が咲き始めていた。
大町公園内では「蕗の薹」が顔を出し開花寸前だった(下の写真・20日撮影)。
藪椿の花には花粉を求めて「平田虻」の仲間がやってきていた。
小蝿や金蝿、ウンカ等の飛翔も見られ、
七星天道虫たちの活動も活発化してきている。
ビオトープでは日本赤蛙の卵塊があちこちに見られ、
水底にはカワニナの這った筋状の跡があり、日差しのある浅瀬には目高も出てきている。
人の目には見えない枯芝の中では下萌えも見られるなど・・・
春は確実にやってきている。