MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

はなやかなときはみじかき

2015年10月12日 | 写真俳句


季節は「寒露」であるが、
冷え込んだ朝に薔薇の花などに生じる寒露は、朝日を受けると、
いつか見たフランスの宝飾店の地下金庫に眠る芸術品のように輝く。
が・・・
寒露は、日の光に輝きながらもやがて蒸発し消えてしまう運命にある。

私にもあった華やかな時代は10年程度と短かったが、
朝日に輝く寒露を見て居ると、その時代の思い出が走馬灯のように駆け巡ってくる。
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