MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

雨上がりの夜景と光る雲

2015年02月18日 | あらかると

一日中降り続いた雨の様子が気になって、
20時過ぎにベランダに出て観天望気すると、
雨は上がり都心上空には低い雲が垂れ込めていたものの、
上空は晴れていた。

スカイツリー上空にはやや明るい二筋の雲が出ていて、
なかなか見ることのない光景だったのでカメラを持ち出して撮ったが、
雲の変化は早く、撮る前に一筋となり、やがて全てが消えてしまった。


東京湾方向にも低空の雲が出ていたが、
風が強いようでこの雲の変化も早かった。
レンズ雲のような形状の雲が生まれたが、これも直ぐに消えてしまった。


そして20時30分・・・TDLの打ち上げ花火が上がった。


昨日の雪と雨、そして一日中降り続いた今日の雨によって、
視界は何時に無く良好で、近隣の夜景や(下の写真)、
スカイツリー(巻頭の写真)の写真の解像度が上がった。


この夜景の状況から、明日は朝から良く晴れそうである。
というか・・・穏やかに晴れて欲しいものである。
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朝日に輝く大韓機と雲の変化

2015年02月16日 | あらかると

夜明け前から筋状に延びた雲が出ていたので、
久し振りの朝焼けを期待したが、
期待にたがわぬほど美しい朝焼けとなった(巻頭の写真・6時18分撮影)。

太陽が昇るに連れて薄雲が焼け、
その中に、おそらくは羽田空港に向かっているであろう機影が現れた。
日没時のフライトも面白いが、
夜明けと共に離着陸する航空機も面白く、
一度は乗ってみたいと思って居るのだが・・・・
6時21分撮影。


ベランダで暫く雲の焼けの変化や、形の変化などを見ていたが、
やがて上空の雲が末広型に北方向に拡散していった。
雲は南へと流れて居たが、その上空は南風が吹いていたのかもしれない。
6時39分撮影。


上記の写真の中央部を拡大すると羽田発の航空機が朝日を浴びながら飛んでいた。


そんなこととは知らずやがて見えてきた航空機を撮ったが、
機の塗装の特徴から「大韓航空(KAL)」の旅客機だった。
現役時代は良く利用したが、
大韓機は機内に入ると同時に韓国気分が味わうことができるのである。
何かと言うと、美味しそうなキムチの香りが機内に漂っているのである。
で・・・
この時間帯の羽田発の大韓機を調べて見ると、
毎日6時20分発のKE720便で、行先は仁川(インチョン)空港で9時到着だった。
私が利用していたときは殆どが成田発だったことを思えば、
随分と身近になったものである。
6時42分撮影。


今朝の雲の変化は早く、次の雲が北西方向から流れてきた。
6時51分撮影。


その一部をデジタルズームで撮ると、
まるで砂浜に打ち寄せる波のようだった。
6時52分撮影。


朝のこの時間帯は発着する航空機が多いようで、
上記の雲の中をANA機が、胴体を輝かせながら左旋回し、
西へと飛んで行った。
6時56分撮影。


ある情報で、
昨年、台湾で歴史に残るような大ヒットした映画「KANO」が、
いま日本でも上映中であることを知った。
KANOとは台湾の嘉儀農林学校(現在の国立嘉義大学)の略称で、
日本の統治時代に甲子園に出場し、準優勝するまでの物語である。

私は野球は殆ど見ないが、
「嘉儀」には「阿里山周遊」時に行った事があるので、
そのとき見た景色などが見られるのではと、
日本での公開を期待していたのである。

今日はそれを鑑賞してきた。
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冬の野鳥、瑠璃鶲、白腹、青鵐など

2015年02月15日 | 大町公園(市川市動植物園)にて

やや強い北風や西風が吹いていても、
谷津からなる大町公園は、
遊歩道の両側が丘陵地の里山のために風が遮られ、
真冬であることを忘れるられるほどの環境にある。

今年の冬は風の強い日が多かったので、
晴れた日を選んで週1回程度は大町公園に出かけ、
のんびりと季節の変化を探している。

そんなときに良く出会うのが野鳥の小鳥で、
四十雀や雉鳩、白腹などは目の前で採餌していることもある。
特に人を恐れないのが青鵐(アオジ)で、
この前もベンチで軽食を取っていると、足元から50cm程の場所に舞い降りた。
余りにも近すぎたので撮るのにまごつき逃げられたが、
それでも1.5m程先の枝に止まった。


白腹(シロハラ)も多く見かけるが、
茂みなどの暗い場所にいることが多く、
ISO値を800以上に設定しないとブレてしまう。
下の写真はISO3200、F6.3、超解像ズーム2倍の400mm(35mm換算600mm)で撮っている。


四十雀も多く、時には20羽ぐらいの集団で採餌している事がある。
遊歩道のすく近くにも舞い降りるが、
人が通るたびに逃げるため辛抱強く待つ必要があり、
立ち尽くしたまま待つと再び目の前に舞い降りてくることが多い。


草の実か木の実かを見つけて食べていたので、
啄ばんだ瞬間を連写してみたが、確認は出来なかった。

厳冬期の今は人にも厳しい日が続くが、
小鳥達にとっても餌が乏しくなる時期であり、
殆どの野鳥はお腹を空かしていると言われ、
満足に採餌できなかった小鳥たちは淘汰されていくのだという。
そんなことを早朝のラジオで聴き、
何となく「雁風呂」の伝説を思い出した。


散策の途中で手持ちで連写をしているカメラマンに出合った。
カメラの向けている方向を見ると、
綺麗なブルーの色をした小鳥が止まっていた。
その色の美しさに、
私も超解像デジタルズームと連写を駆使して撮ったが、
やや露出が足りずブレてしまった。
ISO値を上げて再挑戦して得たのが巻頭の写真。
背全体の鮮やかな色も撮りたかったが・・・・チャンスが無かった。

小鳥が去ってから先に連写していた人に小鳥の名前を聞くと
「瑠璃鶲(ルリビタキ)です」と丁寧に教えてくれた。
その丁寧さに感謝し分かれた。
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冬の花火とバレンタイン特別ライティング

2015年02月14日 | あらかると

東京スカイツリーでは、バレンタインディの今日、
バレンタイン特別ライティングが行われた。
と言うことで、
久し振りに空気が澄んで夜景撮影に適していたので撮ってみた。

まだ残照が残る17時45分から点灯が始まった。
巻頭の写真は、17時59分撮影で、『Lovely Chocolat』、

その後、『Brown Chocolat』、


そして『White Chocolat』が交互にライトアップされていた。


更に、20時30分頃には、
我が家からほぼ真南に位置する「TDL」から、
打ち上げ花火が上がりだした。
花火の向こう側を羽田空港に着陸する航空機の航跡が写りこんだ。


その1分後、新たな航空機の航跡が写りこんだのだが、
本来なら直線状に写るはずの航跡が、
花火の真下に位置する部分で揺らいでいた。
何があったのだろうか?
ビルの明かりや輪郭、高圧線の鉄塔などにはボケやずれが無く、
長秒撮影によるカメラのブレでは無い様に思われるのだが・・・


3月3日はひな祭り、5月5日は端午の節句でまもなくやってくるが、
今日、とある情報で知ったのが、
4月4日はオカマの日、2月2日はツービートの日なのだそうだ。

そういえば・・・
昔、会社の情報管理システムを構築したときの、
システム名は私が「ATOMS(アトムズ)」と名付けたが、
そうすることによって目的達成の目標ともなったのである。
目的目標が同じで、それが自己実現につながるようなことであれば、
団体名を冠したり、それぞれに記念すべき日があってもいいのかもしれない。
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河津桜開花と冬鳥の北帰行

2015年02月13日 | あらかると

やや強めの北風が吹き、
昨日よりも大幅な気温の低下となったが、
国分川(松戸市)、大町公園(市川市)などを回って来た。

陸上自衛隊の松戸駐屯地の南側官舎の前の道路に、
街路樹として植えられている「河津桜」がやっと開花した(巻頭の写真)。

今日の寒さのためが十分には開ききっていないが、
昨年は2月6日に数輪咲いていたので、
今年は昨年より1週間遅い開花となった。


これからは、寒桜や緋寒桜、大寒桜と咲き、
華やかな染井吉野が咲いて本格的な春の訪れとなる。


ちなみに、下の写真は上野公園の満開の寒桜で、
撮影は昨年の今日で2014年2月13日。


国分川ではカモ類の冬鳥が少なくなっていた。
恐らく10日から11日に掛けて吹いた南風に乗って、
国分川で越冬していた一部が北を目指したのかもしれない。


真鴨の番が越冬していた場所に真鴨はおらず、
数多い越冬鴨のために枯れ真菰がはだけた岸辺が、
何となく寂しい。


先月の17日には沢山の渡り鳥がたむろしていたのに・・・・
やがて残っている渡り鳥も全て北の大地へと渡ってしまう事だろう。


朝から快晴だったが、14時過ぎには雲が天を覆い、
15時過ぎには北風も強くなり気温が一気に下がり始めた。
15時2分に撮影した遠景の雲は(下の写真)地上付近にまで届いているので、
一部の地域では降雪があったのかもしれない。


一昨日、昨日と暖かさに適応し始めただけに、
日没前後の冷たい風と空気は、ことさらに身に浸み込んだ。
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