夜明け前から筋状に延びた雲が出ていたので、
久し振りの朝焼けを期待したが、
期待にたがわぬほど美しい朝焼けとなった(巻頭の写真・6時18分撮影)。
太陽が昇るに連れて薄雲が焼け、
その中に、おそらくは羽田空港に向かっているであろう機影が現れた。
日没時のフライトも面白いが、
夜明けと共に離着陸する航空機も面白く、
一度は乗ってみたいと思って居るのだが・・・・
6時21分撮影。
ベランダで暫く雲の焼けの変化や、形の変化などを見ていたが、
やがて上空の雲が末広型に北方向に拡散していった。
雲は南へと流れて居たが、その上空は南風が吹いていたのかもしれない。
6時39分撮影。
上記の写真の中央部を拡大すると羽田発の航空機が朝日を浴びながら飛んでいた。
そんなこととは知らずやがて見えてきた航空機を撮ったが、
機の塗装の特徴から「大韓航空(KAL)」の旅客機だった。
現役時代は良く利用したが、
大韓機は機内に入ると同時に韓国気分が味わうことができるのである。
何かと言うと、美味しそうなキムチの香りが機内に漂っているのである。
で・・・
この時間帯の羽田発の大韓機を調べて見ると、
毎日6時20分発のKE720便で、行先は仁川(インチョン)空港で9時到着だった。
私が利用していたときは殆どが成田発だったことを思えば、
随分と身近になったものである。
6時42分撮影。
今朝の雲の変化は早く、次の雲が北西方向から流れてきた。
6時51分撮影。
その一部をデジタルズームで撮ると、
まるで砂浜に打ち寄せる波のようだった。
6時52分撮影。
朝のこの時間帯は発着する航空機が多いようで、
上記の雲の中をANA機が、胴体を輝かせながら左旋回し、
西へと飛んで行った。
6時56分撮影。
ある情報で、
昨年、台湾で歴史に残るような大ヒットした映画
「KANO」が、
いま日本でも上映中であることを知った。
KANOとは台湾の嘉儀農林学校(現在の国立嘉義大学)の略称で、
日本の統治時代に甲子園に出場し、準優勝するまでの物語である。
私は野球は殆ど見ないが、
「嘉儀」には「阿里山周遊」時に行った事があるので、
そのとき見た景色などが見られるのではと、
日本での公開を期待していたのである。
今日はそれを鑑賞してきた。