MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

大津川の早春(冬萌え、蜜蜂の吸蜜など)

2015年02月11日 | あらかると

久し振りに大津川までママチャリでポタリング。
前回の記録が残っているのは11月7日なので、
約3ヶ月ぶりの大津川ポタリングとなったが、
まだ冬景色そのもので、枯れ草ばかりが目立つ状況だった。


冬以外の季節は自転車で往来できる未舗装の土手は、
泥濘るんだり、土竜の仕業と思われる凸凹があったりで、
ポタリングには適さず、両岸の2Kmほどを手押ししながらの散歩となった。


場所によっては流れを囲んで菜の花の冬萌えなども見られたが、
これらが花咲く4月から5月ごろが最も華やかな大津川となる。


上流の貸農園などから流れ着いた野菜の種が発芽し、
そのまま野生化しているのだが、
蕾をつけた柔らかな茎は食べられるため、
盛春には散歩がてら若菜を摘む人が多くなってくる。

下の写真は野生化した小松菜で、この若菜は天麩羅にすると、
栽培されたものとは異なり野生味があって美味しい。

なかには数年根付いている小松菜もあり、
その根は大根のように太くなっている。


所々で菜の花(何の花かは不明)が咲いているのを見かけた。
これらは昨年から成長していたもので、
草丈は50cm以上もあったが、寒さのためかまだ花の数は少なく、
私が見つけた中では下の写真が最も多かった。


他には、オオイヌノフグリやホトケノザなどが咲いていたが、
特にオオイヌノフグリは、早春らしく多くの花を咲かせており、
その場ではこの冬初めて、吸蜜し花粉を集める日本蜜蜂2匹を発見した。

明日は更に暖かくなるとの予報なので、蜜蜂は更に活発に活動することだろう。


下の写真はホトケノザを撮ったものだが、
画像処理中に左端と右端にオレンジの輪をつけた葉を見つけた。
たぶんゲンノショウコの葉と思われるが、
自然にデザインされた葉の色の配色の美しさが気になった。


巻頭の写真は、大津川に到着時に出ていた巻雲で、
その形状から「羽根雲」とも呼ばれている。
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