久し振りに大津川までママチャリでポタリング。
前回の記録が残っているのは11月7日なので、
約3ヶ月ぶりの大津川ポタリングとなったが、
まだ冬景色そのもので、枯れ草ばかりが目立つ状況だった。
冬以外の季節は自転車で往来できる未舗装の土手は、
泥濘るんだり、土竜の仕業と思われる凸凹があったりで、
ポタリングには適さず、両岸の2Kmほどを手押ししながらの散歩となった。
場所によっては流れを囲んで菜の花の冬萌えなども見られたが、
これらが花咲く4月から5月ごろが最も華やかな大津川となる。
上流の貸農園などから流れ着いた野菜の種が発芽し、
そのまま野生化しているのだが、
蕾をつけた柔らかな茎は食べられるため、
盛春には散歩がてら若菜を摘む人が多くなってくる。
下の写真は野生化した小松菜で、この若菜は天麩羅にすると、
栽培されたものとは異なり野生味があって美味しい。
なかには数年根付いている小松菜もあり、
その根は大根のように太くなっている。
所々で菜の花(何の花かは不明)が咲いているのを見かけた。
これらは昨年から成長していたもので、
草丈は50cm以上もあったが、寒さのためかまだ花の数は少なく、
私が見つけた中では下の写真が最も多かった。
他には、オオイヌノフグリやホトケノザなどが咲いていたが、
特にオオイヌノフグリは、早春らしく多くの花を咲かせており、
その場ではこの冬初めて、吸蜜し花粉を集める日本蜜蜂2匹を発見した。
明日は更に暖かくなるとの予報なので、蜜蜂は更に活発に活動することだろう。
下の写真はホトケノザを撮ったものだが、
画像処理中に左端と右端にオレンジの輪をつけた葉を見つけた。
たぶんゲンノショウコの葉と思われるが、
自然にデザインされた葉の色の配色の美しさが気になった。
巻頭の写真は、大津川に到着時に出ていた巻雲で、
その形状から「羽根雲」とも呼ばれている。