MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

春の使者「蜜蜂」群れ遊ぶ

2015年02月28日 | 21世紀の森と広場で(松戸)

昨日今日と暖かな日が続いたので、
二十一世紀の森の緑の里に咲いている菜の花畑には、
蜜蜂などの昆虫が蜜や花粉を集めに来ているだろうと、
暖かさがピークを迎える午後に行ってみた。

暖かく風も弱かったので、ダウンウェアを脱ぎ、
春秋用の薄手のジャンバーで出掛けたが、
日当たりの良い園内では、その上着も必要ないほどの暖かさだった。

菜の花畑には読み通り沢山の蜜蜂や花虻などが飛来していた。
昆虫の接写用にCANON PS A650IS(1cm接写が可能)も持参したが、
やはり近接撮影には最適で、
今日の写真の殆どはA650で撮影したものである。

蜜蜂たちは採餌に余念が無く、
そっと近付いて撮る分には逃げることが無く、
レンズ先端から1~2cmまで近付いて撮って居る。

下の写真は蜜蜂の口(口吻)がうまく写り、
足元には綺麗な照りのある花粉団子も見える。


で・・・・
花粉団子は花の蜜を吸っているうちに自然に付くものだと思っていたが、
まるで餅のように照りがあり、調べて見ると、
山田養蜂場のHPの、
みつばちの不思議なくらし「花粉だんごと蜂パン」と言う項目には、
次のように解説してあった。

「働きバチが、花の奥にある蜜を吸おうとして潜り込んでいるうちに、
からだに生えている細かい毛に花粉が付いてしまいます。
蜜を吸い終わった働きバチは、足にあるブラシに、
いま吸ったばかりの花蜜をつけて湿り気を与えます。
その後、空中に飛び立つと、自分のからだに付いた花粉をぬれたブラシでこすりながら少しずつ丸めて、
後ろ脚の花粉籠というところに集め、一本のながい毛を串がわりに花粉だんごをつくります」

以上、山田養蜂場のホームページより引用。

下の写真の蜜蜂は、一度巣に戻って花粉団子を落としてきたようで、
団子はまだ少ししか出来ていなかった。


蜜蜂は西洋蜜蜂で、腹部の黒い線の太い日本蜜蜂は見つけられなかった。


一眼レフデジカメ(α57+タムロンレンズ)でも撮ったが、
タムロンレンズの仕様がマクロであるにも拘らず、
広角側では接近できず(最短撮影距離が長い)、被写界深度の浅い望遠側で撮るしかなく、
殆どの写真はぼけたりぶれたりで、
下の写真1枚だけが何とか使用できる状態であった。


菜の花畑にはヒラタアブや、
翅の先端が黒いツマグロキンバエ(下の写真)も吸蜜に一所懸命だった。


先日つぼみが膨らんでいたサンシュユは、
一部の花が開き、雄しべが突き出ていた。


サンシュユもA650で撮ったが、その描写力はむしろ一眼レフ(レンズとの相性が良くないようだ)よりも良く、
これからの花期には必需品となりそうである。


レンズやカメラのシステムにより、
同じホワイトバランスで撮っても色合いが異なることがあり、
今回はA650はやや青みがかり、
α57+タムロンレンズではやや赤味がかった色合いになった。
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