MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

晩秋の「都立水元公園」・その5

2011年12月12日 | あらかると

水元グリーンプラザの裏の遊歩道に面した野生植物園で、
下のような、繊細な綿毛をつけた種子を発見。


名札がついていて「センニンソウ(仙人草)」と書かれていた。
名前は、仙人の髭辺りから付いたのではというのが友人と私の一致した意見だったが、
後日調べてみると、
「果実には白い毛があり、これを仙人のヒゲに見立てたことからこの名が付いた」
とあり、名前の由来予測は的中した。


更に「センニンソウ」はどんな花を付けるのか調べると、
最近同じような花を撮った記憶があって、写真ファイルを探したら、
今年の9月に江戸川のフジバカマ群生地で撮った花が、
センニンソウの花だった(下の写真、8~9月に開花)。


これまで紹介してきた足取りで判った方も居たかも知れないが、
「ガマ田(蒲田)」からは、下車した大場川バス停を目指して引き返しており、
「晩秋の水元公園撮影行」はまもなく終わりである。

引き返し途中の圃場で見つけたモッコウバラの「ローズヒップ」
野茨の2倍ほどの大きさがあって、見事に熟していた。


ローズヒップを撮影した一角には、
背丈の大きいモッコウバラ(右端の黄色)とナニワノイバラ(白い大輪)が混植されていて、
春は写真のような光景を目にすることが出来ます(2007年5月3日撮影)。
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