MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

パワースポットへ初詣

2010年01月26日 | あらかると
上の写真は明治神宮についで日本で二番目に初詣客が多いといわれる成田山新勝寺の境内である。一昨年は正月3ガ日で270万人の初詣客をを集めていると言う。また下の写真は鹿島神宮でここも例年60万人以上の初詣客を集めていると言う。

それだけの人々を集め、様々な人々の祈念を受けている場所ゆえ、今まさに流行となりつつある「パワースポット」の一つと言えるのかもしれない。
そんな2箇所に初詣する機会を得た。

成田山新勝寺の詳細についてはNET検索で調べていただくとして、鹿島神宮は私が始めて訪問した場所だったので、祭神のことや建立由来などについて興味があった。しかし、建立は神武天皇紀という古さで、詳細についてはあやふやなものがあった。
ただ、平安時代に「神宮」の称号で呼ばれていたのは伊勢神宮・鹿島神宮・香取神宮の3社だけだったといわれている。

武甕槌神(タケミカヅチノカミ)を祭神とし、武甕槌神が、香取神宮に祀られている経津主神(フツヌシノカミ)とともに武芸の神とされていることから、武術の道場には「鹿島大明神」「香取大明神」と書かれた2軸の掛軸が対になって掲げられていることが多いのだという。


鹿島神宮はその名前のように「鹿」との縁が深く、鹿の神である天迦久神(あめのかくのかみ)が天照大御神の命令を武甕槌大神の所へ伝えにきたことに由来しているという。
また、英語で鹿の枝角をアントラー (antler) と言い、鹿島アントラーズのチーム名の由来ともなっている。
下の写真が鹿舎に居た鹿で、近くにある売店で人参を買って(100円)餌を与えることが出来た。奈良の鹿に比べればおとなしく、また金網のフィンス越しに餌を与えるため子供たちにも安心して給餌することが出来る。
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映画「オーシャンズ」を鑑賞

2010年01月25日 | あらかると
70億円の制作費のほとんどを機材開発などに使ったといわれていだけに、多くが迫力のある画像で占められていた。どの場面を捉えても写真になるような素晴らしさだった。
自然の世界はフィクションがないから見ていて楽しいし、映像でしか知りえない未知の世界を知る喜びさえあった。

動物の世界は当然のことながら弱肉強食なのだが、一部取り入れて欲しく無かった場面があった。種の絶滅を危惧した場面で漁による鮫や海豚の殺戮や捕鯨の場面である。映画全体から見ればほんの少しの場面だったが、私にとっては一番印象に残る場面だった。

漁船上で鰭と尾ビレを切り取られた鮫が(美味フカヒレの材料?) 瀕死の状態で海に放り出され、海底に沈んでもなお海水を赤く染めながらもがいていたのである。この場面だけを見ればまさに残酷物語である。
この映画は小学生が500円で見られる特典が付いているが、子供たちには見て欲しくない場面である。

楽しみにしながら見に行って、最初は感動ばかりが続いていたのに、この場面を見てからというもの「何が言いたいの」と言う気分になってしまった。
地球の質量が一定である以上、人が増えれば何かが減るのはどうしようも無いことだし、種の絶滅も仕方のないことなのだ。その種が人にとって重要なものならば、人の叡智によって保護されるに違いないのだ。

日本ではコラーゲンが多いからといってはフカヒレを食べ、日本の一地方では海豚を食べ、今でも鯨を食べたいという日本のお年寄りたちへの警鐘なのかもしれないが・・・・・だからと言って食べられている海豚や鮫や鯨が今すぐに絶滅の危機にあるわけでは無い。
マグロの養殖場なども取り上げられていたので・・・・日本パッシング?

ほんのわずかのカット、これさえなければ美しかったのに・・・・と思った。
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彩度、コントラスト、シャープネスを上げる

2010年01月22日 | あらかると
今回は、プロの写真家がα380の使用後感想で「あっさりした発色だ。現像時に「ビビッド」を指定しても、ほかのメーカーほど派手な絵にはならない」と言っていたので、彩度、コントラスト、シャープネスをそれぞれ最高の+3に設定して、付属のレンズ(18mm・F3.5~55mm・F5.6)で撮ってみた。

場所は21世紀の森公園。まず上の写真は順光で18mm(27mm)で中間の雲にピントをあわせPモード(1/200 F10)で撮ったもの。すべて+3に設定したことで私好みの色になった。
これまでのメイン機だったLUMIX-FZ30は陰影のはっきりとした雲以外ピントが合わなかったから簡単に雲にピントが合ったことが驚きであった。しかも瞬時と言っていいほどの小気味の良い早さだった。

下の写真は逆光だったのを承知で空の雲が綺麗だったので撮ったが、空は見事に飛んでしまった。Pモード(1/160 F10)だったため、中央測光(スポット測光)に指定していたことを忘れたためのミスだった。一度空に合わせて測光をしてからシャッターを半押しにしてピントを固定してから、構図を決めて撮るべきだったのである。そのようにすると前景は暗く落ち込んでしまったかもしれない。


この写真からは花の撮影になったため、絞り優先のAモードによる撮影である。レンズの望遠端の55mm(35mm換算で82mm) F5.6 1/640 にて撮影。


花の部分を原寸にてトリミングしたが、梅のような小さな花でもここまで写るのなら「マクロレンズ」は必要ないのかもしれない。


写真を撮ってすぐに液晶モニターで花の部分を拡大して確認したところ、「白とび」が感じられた。そこで思い切って露出補正を-2EVの限界まで下げたところ、下のような写真になってしまった。絞りが開放に設定していたため、シャッタースピードは1/2500になっていた。


下のロウバイの写真は、完全な逆光状態だったので、露出補正-0.7EV、絞り開放F5.6で撮ったもの。シャッタースピードは1/125秒。画面的にはやや暗いが・・・・、
花を原寸のままトリミングしてみると雰囲気のある写真と成った。 


今回は彩度、コントラスト、シャープネスをそれぞれ最高の+3に設定しての撮影だったが、トリミングと縮小、PAINTによる圧縮(画像容量は5分の1程度に減少)以外何の補正もしなかった。

なおα380はこれからも様々なテスト撮影をし、その結果を残しておきたいので、このブログに「α380を使いこなす」と言うカテゴリーを設定しました。
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枯野(写真俳句)

2010年01月21日 | 写真俳句
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デーダラボッチの足跡

2010年01月20日 | あらかると
少し前の話であるがTVで宮崎駿の「もののけ姫」を見た。ジブリ作品は発想の素晴らしさと凄さに毎回驚かされている。「多忙すぎるサラリーマン時代」だったため劇場では見たことはないが、余暇の多くなってきた今、可能であれば全作品を劇場で見てみたいと思う。

もののけ姫の後半で「テーダラボッチ」が出てきて・・・・「テーダラボッチ??そういえば近くにその足跡とされる場所があったはず・・」
と言うわけで取材しました。

柏市教育委員会が「ふるさと散歩道」として選定し、巨人伝説「デーダラボッチ」の右足跡と左足跡間をハイキングする催しなどが行われていると言う。(詳細はネット検索してください)上の写真はその史跡の説明書。

写真の足跡は左だそうで、昔は清水が滾々と湧いていたと言われている窪地には、小島のごとくに土が盛られ厳島神社が祀られていた(下の写真)。


厳島神社と書かれた看板には小さな縦書文字で「通称弁天様」と書かれていたが、弁財天も祀られているのだろうか?・・・恐れ多くて祠の中までは確認できなかった。
橋の先端につけられた2本の柱が微妙に傾いているし、手で塗ったと思われる赤いペンキも結構適当で・・・民間信仰はまさに微妙です。

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