MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

みいさんぽ(60-大きな亀)

2010年01月10日 | あらかると
ここ数日快晴の日が続き、何時でも散歩の行ける状態にあったが、なぜか午前中はばたばたとしていて、午後に暇な時間が出来ていた。ところが午後は毎日のように北風が強くなり、カメラの保護や体調管理が難しくなるため、ついつい散歩を控えざるを得なかった。

今年最初の散歩は、SONY-α380を持ってテスト撮影しながらの散歩となった。テストなので、掘り起こされた木の根や逆光の竹林模様など、普段は撮らないものを撮った(下の写真)。




ある公園で、初老の紳士が大きな何かを抱えてきて地面に置き、それをじっと見つめていた。するとその何かがゆっくりと動き出した。やや離れたところで見ていたのでロボットの類であろうと思っていたが、あまりにも動作が遅いので、なんだろうと近寄ってみると7~80cmはあろうかという「生きた大きな亀」だった。
私にとっては初見の亀だったので、許可を得て二枚ほど撮ったのが下の写真である。
新年早々縁起の良い亀に出会うなんて、今年は良い年にしなければ・・・・・と、まあ私の考えは単純である。


草食性の亀で、10年ほど飼っているらしく飼い始めた頃は手に乗るほどの小ささだったと言う。冬眠しないので電気代が大変らしい。ただ草食性なので夏場などは「原っぱ」に連れて行けば、亀が好き勝手に食べるので餌代というものはさほど掛からないのだそうだ。
そんなことを言いながら紳士はキャベツの葉を亀に与えていた。
亀はおもむろにキャベツの葉を口にしたが、パキッパキッと小気味の良い音を立てながら食べていた。動作の遅い割には噛み切る音(=力)が凄いと、見ていて感心したが、未知の世界はいつ見ても楽しい。


公園の近くにある神社の社務所近辺には、プランターに植えられたパンジー(ビオラかな? 花径が5~6cm以上のものをパンジー、3~4cm以下のものをビオラと呼ぶらしい)と葉牡丹が美しかった。
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