MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

彩度、コントラスト、シャープネスを上げる

2010年01月22日 | あらかると
今回は、プロの写真家がα380の使用後感想で「あっさりした発色だ。現像時に「ビビッド」を指定しても、ほかのメーカーほど派手な絵にはならない」と言っていたので、彩度、コントラスト、シャープネスをそれぞれ最高の+3に設定して、付属のレンズ(18mm・F3.5~55mm・F5.6)で撮ってみた。

場所は21世紀の森公園。まず上の写真は順光で18mm(27mm)で中間の雲にピントをあわせPモード(1/200 F10)で撮ったもの。すべて+3に設定したことで私好みの色になった。
これまでのメイン機だったLUMIX-FZ30は陰影のはっきりとした雲以外ピントが合わなかったから簡単に雲にピントが合ったことが驚きであった。しかも瞬時と言っていいほどの小気味の良い早さだった。

下の写真は逆光だったのを承知で空の雲が綺麗だったので撮ったが、空は見事に飛んでしまった。Pモード(1/160 F10)だったため、中央測光(スポット測光)に指定していたことを忘れたためのミスだった。一度空に合わせて測光をしてからシャッターを半押しにしてピントを固定してから、構図を決めて撮るべきだったのである。そのようにすると前景は暗く落ち込んでしまったかもしれない。


この写真からは花の撮影になったため、絞り優先のAモードによる撮影である。レンズの望遠端の55mm(35mm換算で82mm) F5.6 1/640 にて撮影。


花の部分を原寸にてトリミングしたが、梅のような小さな花でもここまで写るのなら「マクロレンズ」は必要ないのかもしれない。


写真を撮ってすぐに液晶モニターで花の部分を拡大して確認したところ、「白とび」が感じられた。そこで思い切って露出補正を-2EVの限界まで下げたところ、下のような写真になってしまった。絞りが開放に設定していたため、シャッタースピードは1/2500になっていた。


下のロウバイの写真は、完全な逆光状態だったので、露出補正-0.7EV、絞り開放F5.6で撮ったもの。シャッタースピードは1/125秒。画面的にはやや暗いが・・・・、
花を原寸のままトリミングしてみると雰囲気のある写真と成った。 


今回は彩度、コントラスト、シャープネスをそれぞれ最高の+3に設定しての撮影だったが、トリミングと縮小、PAINTによる圧縮(画像容量は5分の1程度に減少)以外何の補正もしなかった。

なおα380はこれからも様々なテスト撮影をし、その結果を残しておきたいので、このブログに「α380を使いこなす」と言うカテゴリーを設定しました。

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