MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

藤棚の開花と山早苗蜻蛉と塩屋蜻蛉の複眼

2016年04月22日 | 大町公園(市川市動植物園)にて


一雨毎に濃くなっていく木々の若葉、
晴れればやはり里山や公園逍遥がこの季節の贅沢なのだが、
一日中快晴に恵まれることは少なく、むしろ曇りや雨の日が多い。

大町公園の「ばら園」内にある「藤棚」の藤の花が一斉に咲き始めていた。


巻頭の写真のようにまだ1~2分咲きだが、これから暫くは藤の花を楽しむことができるが、
藤棚の下にはベンチがあり、花を観賞しながら弁当を広げる人も多い。

園内を囲む里山の山藤も咲き始め、あちこちでその姿も見ることができるが、
やはり圧巻は大木の頂きまでに成長している山藤で、
こちらのほうはまだ開花は進んでいない。


園内を逍遥中、楮の花が咲き始めていたので、
その花を撮るべく構図を考えて居るとやや大きめの蜻蛉の姿が目に入った。
ヤマサナエ(トンボ目サナエトンボ科)である。


羽化して間もないのか、近付いても逃げることがなかった。


300mmマクロレンズの撮影可能最短距離の95cmまで近付いて撮った一枚が下の写真。



ベンチで休んで居ると足元近くに個体数の多くなった「シオヤトンボ」が舞い降りた。
発生し始めのころよりは大分人にもなれてきたようである。
カメラを向けるといったん逃げて近くの草の葉に止まったが、
弱い風に葉が揺れているのを嫌ってか、再び足元近くに舞い戻ってきた。


驚かさぬようにゆっくりをカメラを向け、頭部にピントを合わせた。
下の写真はそのとき撮ったものをピクセル等倍でトリミングしたもので、
トンボの複眼の模様が写っていた。


小さな昆虫なども数多く発生しているので撮っては来るのだが、
名前の同定(判定)はなかなか難しく、暇なときに検索している状況である。

先日18日に続き本日も、ゴマフリドクガを確認しています。
毛には毒針があり触るとかぶれるので要注意。

症状などについては「二俣川長生館療院のブログ」に詳しいので、
もしものときは参照してください。こちらから

コメント