大町公園には月に10~15回(基本、土日は行かない)程度訪問し、
あちこちを逍遥し、常連さんと出会えば楽しく話に加わることもあるが、
逍遥時はただ漫然と歩くだけでは能が無いので、
様々なものを観察しつつ写真を撮っている。
木の芽が出、若葉が萌え、昆虫なども春を向かえ多数出現している。
その急激な自然の変化はいくら写真に撮ろうとしても撮りきれるものではないが、
最近は、公園を2周ほどして200~300枚ほどの写真を撮っている。
全て残すと保管する容量も多くなるので、4~5割が消去対象になる。
昨日の公園で出合った昆虫達のシーンを紹介します。
「大水青(オオミズアオ)」
大型の蛾だが、埼玉県では絶滅危惧種扱いになっている場所も有るという。
羽化したばかりのようで、傷一つなく黒揚羽蝶よりも繊細で美しいとおもう。
「蛾」というだけで嫌われ者になることが多いが、
欧米では蛾と蝶の区別は余りなく「バタフライ」で、
毛織物などに付く小さな蛾が「moth」として区別されているようです。
また、オオミズアオの仲間には「オナガミズアオ」がいて、
その区別方法が数点しか無いほど良く似ています。
触角の色や羽の先端の角度などから、オオミズアオとしました。
「大姫平田虻(オオヒメヒラタアブ)」
虻の仲間も多く、写真に撮っても4割程度は名前が不明で、
ネット検索をしても2割程度は名前にたどり着きません。
この虻は尻の先端の模様に特徴があるため判明しましたが、
それでも2時間近く検索していました。
「褄黄蝶の交尾」
午前中に常連さんからこの情報を得ていたが、
帰りがけの午後3時近くまで交尾していたため撮影できました。
撮影途中で雄(翅の先端に黄色の模様)が離れようとして、
羽を広げたが、結局離れられずその後も同じ状態を続けていた。
「緋縅蝶(ヒオドシチョウ)」
遊歩道を歩いて居ると突然目の前に現れ足元近くに止まった。
良くこのような体験をするのだが、
小鳥などが飛んで居ると「人の近くが安全」ということを知っているのかもしれない。
「紅小灰蝶(ベニシジミ)」
小さな蝶だが、体の割には目が大きいので、
写真を撮って居ると「見つめられている」感覚を味わうことがある。
「黒目が大きい」ためと思われるが、
動物の赤ちゃんは黒目が大きいことで愛を受けて居るというが・・・・
巻頭の写真は「雌赤毛蝿(メスアカケバエ)の交尾」
名前の通りで、雌が赤い体をしているケバエの仲間。
なお、今回号から掲載写真の大きさを20%ほど小さくしています。
保存容量を節約し、長くブログを続けるための手段です。
ちなみに、
無料で提供されているgooブログの容量は3GBで、
現在、画像が13,777枚保管されており、使用済み総容量は2.3GB、
単純計算で行くとあと1600枚程度で容量がオーバーしてしまう可能性があります。
ということです。