MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

「木の芽時の里山」と「ナナフシの子」

2016年04月11日 | 大町公園(市川市動植物園)にて


予報では朝から晴れのはずだったが雨が降り、
雲間に青空が見えてきたのは11時少し前、
急遽、飲み物(氷水だし茶とカフェラテを自作)を用意し大町公園へ向かった。

公園内の染井吉野は殆ど散ってしまったが、
遅咲きの山桜が満開であり、あちこちで花を咲かせている。
が・・・・
花よりも、既に若葉状態の楓や木の芽時の橡などが萌え始め、
万緑よりも優しく目に飛び込んでくる光景が素晴らしい。


風が有るとあちこちで発生する山桜などの桜吹雪もオツである。


若葉に光が差し込むと眩いほどに輝くが、緑ゆえに嫌味は無い。。


芽吹きのときから赤かった楓が葉を広げて真っ赤な花のごとく、
里山の芽吹きの中に彩りよく溶け込んでいる。
イロハモミジの仲間と思われるが詳細不明。


ベンチで休んで居ると、なにやら小さなものがフラフラフラと寄って来た。
孵化して間もないのでは無いかと思われる「ナナフシ」だった。


行く手に指を置くと何の躊躇も無く指の上に載ってきたが、
その大きさを比較するために元に戻っていただき、
一円玉とのツーショットとなった。


巻頭の写真は池に発生した「アオミドロ」の上の桜しべ。
緑の藻の上に不規則に発生した白いドットが美しい。
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