MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

朝焼けと冠雪の富士山

2016年01月19日 | あらかると

真冬並みの寒さが続いているが、
それでも風さえなければ日溜りは温かく、
公園を散歩している人の数は多い。

快晴になった今日は近隣の公園に散歩に行く予定だったが、
やや風が強く、体感気温が数℃程度だったため、外出を諦めた。

今朝は前日の低気圧の影響で雲が出ており、
日の出前には見事な朝焼けが見られた。


当地の日の出は雲間からだったので、7時過ぎとなったが、
丹沢山塊はすでに陽を受けており、昨日降ったと思われる雪が輝いていた。
下の写真は7時4分撮影で、煙突の右隣に見える尖塔が、代々木NTTドコモビル。


都心も陽が射していたが、
当地は、下の写真(7時6分撮影)の手前部分が暗いことから判るように、
まだ日は射していなかったのである。


昨日の雪で再び雪化粧した富士山が、
風が弱くなると共に覆っていた雲が取払われ、
9時30分頃からその姿を現した。


下の写真は1月9日に撮った「農鳥」の見られるようになった富士山の光景であるが、
今回の低気圧の襲来は、その富士山を真冬並みの富士に変化させたのである。


ほとんど雲のないままに夕暮れを迎えたが、
富士山頂で発生したと思われる雲が丹沢山塊方面へと流れていた。
その雲が日没後の残照で黄金色に輝き、富士の輪郭を包んだ(16時56分撮影)。


巻頭の写真も上の写真と同じ時刻に撮影したもの。


「やらなければならない」ことがあれこれとあるのだが、
年々加算されていく体力的な衰えは、
最も習慣化しては成らない「一日伸ばし」を簡単に許容してしまうのである。
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