MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

降雪で現れた都心の澄みきった夜景

2016年01月18日 | あらかると

今朝、東京都心ではこの冬初めて6センチの積雪を記録したが、
都心より平均気温が低いはずの当地(松戸市)では、積雪が観測されなかった。
ある程度の積雪と朝の雪景色を期待したのだが、期待外れに終わった。

夕方になって快晴となり、
残照の中に久し振りに都心の澄んだビル明かりと、
富士の姿を確認できた。


このところ穏やかな快晴の日が続いたが、
風の弱さは地平近くに塵などを浮遊させており、
都心の明かりさえ不鮮明になっていた。
上空はくっきりと見えているのに、地平近くには汚れた空気が淀んでいて、
遠景は写真にならなかった。


今日の降雪とやや強めの風がそれらの淀みを消し去っていった。
羽田を離着陸する航空機の航空機灯も良く見え、
冷え込んだためか、下の写真右の江東区清掃工場の煙突からは湯煙も確認できた。


巻頭の写真は17時49分の撮影のため、残照が確認できるが、
下の写真は19時52分に300mm端のデジタルズーム4倍で撮影した六本木ヒルズである。


この澄んだ空気のまま明日の朝を迎えることかできればとおもう。
最近、富士山の雪解けが進んでおり、農鳥が見えるという異常さなのであるが、
今回の低気圧の通過に寄って、富士は真っ白に化粧しなおしているものと思われ、
それを確認したいのである。
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