MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

「朝焼け」と「日出前に棚引く野焼きの煙」

2016年01月11日 | あらかると

毎日が暇で日曜日のような日々を過ごしていると、
その日の予定は朝のベランダからの観天望気に寄って決めることが多い。

天候が安定しやや暖冬気味の最近は「朝焼け」が多く、
やや天候が下り気味の時には、
雲も適当にあるので思わぬ絶景を見ることがある。

今日の東京地方の日の出時間は6時50分。
日の出前の30分から日の出までが写真的にも面白い。

「6時29分撮影」
東の地平近くは相当に明るくなっている。


「6時40分撮影」
高層に在る薄い雲(絹雲)がピンク色を帯びてきた。


「6時42分撮影」
薄雲から鱗雲へと変化中。


「6時45分撮影」
鱗雲からすじ雲(絹雲)へと変化し、下層の積雲も色付き始めた。


巻頭の写真も6時45分撮影で、飛行機雲が出来ていた。
東西に出来る飛行機雲は、成田発の航空機が多いのだが、
成田空港は日の出前の離着陸は出来ないはずと記憶していたので調べて見ると、
国際線は日出後だったが、国内線の1番機は6時発の沖縄行きだった。

朝焼けを撮影中に発見したのが、弱い北風に流れていた煙の棚引き。


私の住む周辺は梨畑が多く、この時期に行われる剪定で生まれた枝を、
まとめて焼いている光景である。
上の写真も下の写真も日の出前の6時38分の撮影なので、
早朝から焼いているものと思われるが、煙の棚引く周辺は農地で、
一般民家への影響は少ないようであるが・・・・。


昨年の春、焼却場所の畑の端で見た「長実雛罌粟」の花には白化したものが見られ、
他の野焼き場所でも同じような現象を見ているので、
野焼きとの因果関係があるのかもしれない。
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