MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

「オナガ」と「私を覚えている?ヒヨドリ」

2012年12月30日 | あらかると

雨の一日であった。
降っているかどうかが確認できないほどの小糠雨で、
葉を落とした枯れ枝には水滴が発生し、
まるで霧氷のように輝いていた。

水滴の美しさを「撮ろうか」と思案していたところ、
そこにやってきたのが20羽近い「オナガ」の集団だった。


手前の木には6羽程度がやってきたが、
餌をあさる様なことは無くすぐに飛び去った。


尾と背中が青く、胸と首周りが白く、頭部には黒い帽子を被ったような、
美しいカラス科の鳥であるが、
警戒心が強くなかなか接近して撮れる様な鳥ではない。


で・・・・
このオナガは留鳥にも拘らず生息地は、
石川県、神奈川県以北、内陸部では長野県以東といわれ、
中国地方や四国九州地方では見られない。

オナガか去った後にやってきたのは「ヒヨドリ」で、
こちらを伺っている。
もしかすると、昨年、ソラマメ大に丸めたパンを、
空中キャッチしていた個体なのかもしれない。


昨年餌付けしたのは、
ベランダで栽培していた小松菜を食い尽くされ、
さらに、糞害で困らされたので寄り付かないように釣糸を貼り防御したものの、
それでも寄ってくるので、
「ならば積極的に餌を与えてやろうか」と、
小さく丸めたパンを放り投げたら、「空中キャッチ」した。

そのうち空中キャッチに慣れたヒヨドリは、
ベランダには寄り付かないようになったのだが・・・・・

それを覚えていて今年もやってきたようだ。
自然界には「本格的な冬ざれ」がやってきて、
柿の実や、ネズミモチの実が少なくなっているのかもしれない。
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