MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

冬の紫陽花

2012年12月05日 | 写真

朝からピーカンの天気。
ということで・・・・・
「風邪」の邪気をはらうため、布団干しと洗濯をし、
何とか体力が回復したような感じだったが、
空が曇り始めると微熱と、突然の咳に見舞われた。

乾燥した部屋に居ると咳があまり出ないのだが、
湿度の保たれた場所に行くと、咳が出始める。
もしかすると風邪のウィルスは「乾燥した部屋がお気に入り」なのだろう?

外出を控えているため、写真も撮れていないので、
先日撮った「冬の紫陽花」を・・・・・

下の写真が園内でまだ色を保っていた唯一の紫陽花で、
日陰で湿地だったことが、この状態を保っているようである。


紫陽花の花はやがて枯れ、


硬い繊維質のみが残る「レースのような花」になる。


さらにきれいに食べられた?紫陽花の額。
下の写真には小さな小さな甲虫が何匹が写っているのだが・・・・


昔「人は死ねばごみになる」との単行本を出した元検事総長が居たが、
終章を迎えた紫陽花の花は、
これから厳冬期を迎えて死の世界をさまよう虫達を養い、
養って後「レースのような美しさ」の花を残すのである。

「ただ朽ちるのではない紫陽花」のそんなことを初めて知った私である。
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