MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

初夏の磯遊び

2011年05月12日 | あらかると

昨日今日と雨が降った。
この雨を予想して多めの写真を撮った「江戸川放水路」、
同じ場所の記事が4日目となった。

と言うことで、潮が引いた後の浅瀬を「ウオッチング」。

この河口付近は牡蠣が沢山生息していて、
テトラポットや澪標(みおつくし、杭などで航路を示す標識・巻頭の写真写真右上)などに、
びっしりと着いている。
地元の人は採取して食べているようだが・・・
で、
この牡蠣を調べてみると対岸の三番瀬では、牡蠣礁となっていて、
これを保存しようとする団体や、
排除して綺麗にしようとする団体があることが判った。
どちらも一理があって難しいが、
食べることの好きな私は残して欲しいと思うのだが・・・。

ところでこれだけ牡蠣が育つ環境であるのに
「牡蠣養殖」が行なわれないのは何か理由があるのだろうか??

下の写真は、岩の一部に付いた牡蠣とフジツボ。
何にでも付着して繁殖しているのだから、栄養豊富な磯なのである。


中には大きな貝殻もあり(中身は最近食べられたのだろう)、
どんな食味か気になったが・・・
見つけたとしても知識がないので、採取することは出来なかったと思う。


潮の引いた水際を歩いていると何かが潮を吹いたので、
その場所を素手で掘ってみるとやや大きめの貝が捕れた。
「シオフキ」だった。


暫く散策していると今度は、沢山の貝殻を見つけた。
貝殻はほとんどがシオフキのようで、アサリらしきものはなかった。
数年前の大潮の時は、20名ぐらいの人がアサリ目的の潮干狩りをしていたのに・・・


別のところで砂を掘り起こしてみたら、
小さな小さな二枚貝が・・・
(比較のため缶コーヒーの裏面に乗せて写した)
小さいながらもアサリ特有の模様があった。


下の写真の和菓子のような生物はタテジマイソギンチャク、
直径は1cm位でした。
写真で数えてみるとシマの筋が16本・・・
「何故16本なのか?」と思うと自然は急に難解となる。


近くの水溜りでは、タテジマイソギンチャクの集団が、触手を広げていた。

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