MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

黄沙と霾(つちふる)とキム・ヨナ

2011年05月02日 | あらかると

朝から黄沙が飛び、うっすらと青空が見えてはいたものの、
景色が霞んでいてすっきりとしない一日となった。
この黄沙、憂鬱なことに明日も明後日も続くと言う。

黄沙には霾(つちふる)、黄塵万丈、蒙古風、
つちかぜ、つちぐもり、よなぼこり、胡沙などの別名があり、
黄沙が降って日照が減り、風景が巻頭の写真のように、
すっきりしなくなる状況を「霾晦(よなぐもり)」と言う。
季語として俳句の世界で詠まれるようになったのは大正末ごろで、
江戸時代にもあったはずだが、余り注目されていなかった(以上、日本大歳時記より)。

買出しのついでに団地前庭に出て躑躅を撮影。


最近前庭が手入れされていないため、雑草が伸び放題である。
でも、所々に「ヒメジョオン」が密集して咲いており、風情があった。
8階から見下ろすと、ゴミのようにしか見えないのだが・・・・



先ほどの世界フィギア選手権で女子フィギア2位となった、
韓国選手でオリンピック金メダリストの「キム・ヨナ」が、
世界選手権で獲得した賞金全額の約220万円を「東日本大震災で被災した子供たちに」と寄託した。

キム・ヨナは韓国では最も人気のある女性英雄でCMなどに引っ張りだこで、
ユニセフから任命され「ユニセフ親善大使」も勤めているという。
(日本のユニセフ親善大使はアグネス・チャン)

全日本選手権を8連覇した渡部絵美の頃からのフィギアスケートファンなので、
国際競技時には当然日本選手を応援しているのだが、
キム・ヨナからの義援金には目頭か熱くなってしまった。
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