MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

鈴なりレモンの木のある家

2011年03月08日 | あらかると

寒の戻りで朝夕寒い日が続いているが、
それでも、今日のように無風で晴れると散歩には最高である。

そんな陽気に誘われて近所を散歩していると、
南方向に勾配するなだらかな坂道に面した畑で
「鈴なりのレモンの木」を見つけた(巻頭の写真)。

園芸店などで一、二個なっている売り物を見かけたことはあるが、
これほど生っているのを見るのははじめてである。
と同時に、写真のような実のつけ方をすることも初めて知った。

巻頭の写真に写っているのは半分程度なので、
松戸市内でも日当たりがよければ「売れるほど生る」証明でもある。

山に登ったりスポーツなどをしていた時代には「クエン酸摂取」を理由によく食べたが、
最近では調味料や、ジャム作成時の酸味として利用する程度で、
下の写真に写っている量は、私にとっては2年分ぐらいになる。

ところで「レスカ(レモンスカッシュ)」なる飲み物は今でも喫茶店においてあるのだろうか?


近くに嘴に土をつけたままの鶫(つぐみ)がこちらを見て警戒していた。
土がついている理由は、土中の蚯蚓を捕まえて食べた直後だからである。

以前、江戸川の河川敷で捕食している鶫を暫く見ていたが、
捕食率の高いことに驚いたものである。
その時の鶫は50センチ以上も跳ねて捕まえることもあった。
鶫には、蚯蚓の這う音が聞こえているのかも知れない。


レモンの木の傍らでは「ミツマタ」の花が満開だった。
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