MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

東に聳える筑波嶺を・・

2011年03月06日 | あらかると

「東に聳ゆる筑波根を・・・」と詠われた母校の校歌はいまでも、
後輩たちに歌われているのであろうか?

高校のある最寄り駅からは筑波までの路線バスが運行されていて、
クラブ活動のレクリェーションや、悪友や竹馬の友などとも登った山でもある。
また、小学時代には遠足先の一つでもあった。

海上自衛隊時代は友人を引き連れて制服で(当時は私服の外出は禁止されていた)
登ったこともある。

今は筑波エキスプレスが走っていて往年の賑やかさを取り戻しているようだが、
現在はなかなか登山のチャンスには恵まれることがない。
やはり、登るのは空気の澄んでいる冬が良くて、関東平野を一望することができる。

その筑波山が先日(3月2日夕刻)クリアーな勇姿を現した(巻頭の写真)。
山としてのディテールがくっきりと見えたのである。
松戸からこのように見えるのは殆どなく、珍しいので記念に撮った。
松戸どころか地元に帰ってもこれほどの明瞭さで見られることは稀である。

肉眼では下の写真程度にしか見えないのだが、
部屋の中から見えるので、筑波山頂からもこの団地は見えているに違いない。
巻頭の写真の女体山(右側)山頂近くに、白い建造物のようなものが写っているが、
これがロープウェイの山頂駅である。
それよりも大きい団地の建物が見えるのは当然だと思うのだが・・・・


下の写真は昨年秋地元に帰った時に写した筑波山。
紫嶺となっていてディテールは殆ど見られない。
下を流れている川は、下総の国と常陸の国を分けていた「鬼怒川」で、
撮影地から程近いところには「平将門の豊田の館跡」とされる場所がある。
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