MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

マニュアルフォーカス撮影に挑戦

2010年10月16日 | あらかると

これまではコンデジばかり使っていたのでピントはカメラ任せというオートフォーカスで撮っていたが、
狙った被写体にピントが合っていないことも多々あった。

α380という眼デジ(レンズ交換式一眼レフデジタルカメラ)を使っているので
そろそろオートフォーカスは卒業し、手動フォーカスも交えて撮ろうと
昨日「マグニファイヤー(SONY-FDA-M1AM。ファインダーの中心部を2.3倍に拡大)」を購入した。

早速使ってみた。
動くものに対しては余り有効ではないが、
静物などにはきちっとしたピントを撮ることができ便利である。
今回はすべて手持ち撮影。
使用レンズは旧ミノルタAIズーム100-300(35mm換算150-450mm)

ピントを決めてからマグニファイヤーを移動して構図を決めるという撮影方法が多いので、
三脚などを使用してカメラを固定するとピントがずれないで済む。


巻頭の写真は秋薊(タカアザミ)に止まる「ヒメアカタテハ」(250mm-F5.0)
薊の花がてべて下向きで咲いているため、逆さになって蜜を吸っている。
これまではカメラ任せのオートフォーカスだったので、主役はピントの合ったほうに決めていたが、
この写真の主役は勿論・・・・蝶です。

下の二頭(蝶の数え方)は、キタテハで羽を閉じている状態。(240mm-F5.6)
まるで枯葉のようである。
写真的にはバックが混みいってしまったが、二頭並んだチャンスが「撮った」理由なので・・・
上には蜻蛉が止まっているが、草のヴェールに隠れてしまった。


ひつじ田の畦道に咲いていたノコンギク(?)
たまたま撮影中に蜂(?)が止まったので蜂にピントを合わせて撮影。(345mm-F5.6)


下の写真は約30メートル先の川岸を撮影。
望遠端の450mm-F5.6で撮ったものだが、ピントは手前の草に合わせている。


上記の写真を原寸のままトリミングしたもの。離れた被写体のため解像度が良くないが、
此の辺がフィルム時代のレンズの特質なのかもしれない。
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