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ロクマルでいこう、60でGo!

" AS SLOW AS POSSIBLE AND AS FIRST AS NECESSARY "

LAND CRUISER FJ80 (前期型)

2011年10月16日 | LANDCRUISER

フロントの T O Y O T A の文字が実にいい。

 FJクルーザーの出現で再び路上でよく目にする様になったこのTOYOTAの白い文字には惹かれるものがある。この文字は40、50、60、そして80の前期形まで継続したランドクルーザーの象徴でもあった。

 1991年、14万マイル(22万キロ)で売りに出されているランクルFJ80を見てきた。値段は4千ドル(約32万円)、 この安さには心が動く。(笑)

 

 前期型はFJ62の3Fエンジンをそのまま引き継いだものである、ブレーキ性能など色々と厳しく評価されるが個人的には好きなモデルである。

 

 グランドピアノを意識したダッシュボード、後期型にはない魅力がある。質感も悪くはない。

 

 内装はファブリック、革のシートが良いと感じるのは最初の10年間まで、その後はひび割れてしまう、生産されてから20年目のこのシートには耐久性を感じる。

 

 既に3オーナー、テネシー州、ペンシルバニア州で使用されてきた、80において走行距離が20万マイル以下というのは少ない方でもある。下回りの錆も僕の80よりもまだまし。

 

 ロサンゼルスではまだまだ前期型の80は多く走っている。グリルのトヨタ文字、ホイール、そしてサイドステップのない特徴を持つ。性能は後期型のFZJが断然良いが外観は前期型の方がシンプルで好きだ。

 

TLC のジョナサンに見せて頂いたGMボルテックエンジンを搭載した80、こういう選択も有り。

 

昨日紹介した100の1/4の値段か...これは魅力的だな。

 時々こういう事を考えるんだけど...、人気のない山や荒野に走りにいって最悪の場合車を捨てて帰らざるを得ない時がある。例えばひっくり返ったり、穴に落ちたり、機械的故障やダメージなど、そういう時にさっと諦めれる車がいいと思う時がある。長期のローンが残っていたり保険が利かない立場だと車のダメージ以上に精神的ダメージが大きい。

 オフロード、クロカン、ロックを楽しむ要素になると思う、値段というのはね。

 

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LAND CRUISER 100

2011年10月15日 | LANDCRUISER

  知人の中古車屋に入荷したトヨタランドクルーザー100。今は買う気はないのだけれども...ランクルと聞いて無視する訳にはいかない、何はともあれ最近の中古車流通情報でも伺おうと思って出かけて来た。

 

 2002年、11万マイル(17万キロ)を走っている。入荷したばかりだという事で値段は表示出来ないと、これから内外の掃除及びタイヤ交換、そしてきちんと整備をしてから店頭に並ぶ。おそらく$15,000~$18,000位かな。10年落ちの中古車にしてはなかなか良い値段だ。

V8 2UZ-FE

 

普段ハチマルに乗っていると違和感はない、車高の高いセルシオ(乗用車)かな。

 

最近100もクロスカントリーに使用されるようになった。

オーストラリアでは勿論, HJ 105

アメリカの100系とは似て異なるが...。

 

少数派ですが、アメリカでも...。

車体価格や重さなど、クロカン向きではないのかも?と思う。

 

  テネシー州でハチマル(LX450)の後ろをしばらくくっ付いて走るランドクルーザー100。結局この100は僕を追い越す事はなかった、30分位尾行されて(笑)やがて森の中に消えていった。

 アメリカのような舗装路をメインとした長距離を長時間走るには非常に良い車だと思う。

 

 ランドクルーザーはある意味かわいそうな存在である。それは世界を意識したトヨタの最高級車であるから会社の威信を背負っている所がある。よって妥協は許されないのだ。世界最高の技術を追求し尚且つ高性能、高品質を約束する。しかもその追求路線を降りる事は許されない。これがランドクルーザーに托された運命だと思う。別の意味で見るとトヨタが技術力というF-1に参加している実体が現在のLC200だと見ている。グローバルな競争社会でトヨタ、メイド イン ジャパンを死守する役目がランドクルーザーのこれからの使命であると理解している。

 ランドクルーザー100は生産が終ってから(1998~2007)そろそろ5年目を迎える。

 僕はこの100系の活躍はこれからだと思っている、やっと慣らしが終って値段が手頃になって来て人々が、もうこんな古い車には興味ないや!と言い出す頃が僕にとってはチャンスかなと思っている。 

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最終日は過酷な耐久ドライブと嵐の祝宴

2011年10月14日 | ハチマル(LX450)北米旅行

 最終日の走行スケジュールはキツイ。テネシー州のナッシュビルの郊外Goodlettsville という町からニューヨークの見える自宅まで900マイル(1450キロ)もある。平均時速60マイルで走り続けても15時間はかかる...。

 もう一日あれば...と思うのだが、

旅を締めくくる意味でも最後は自分に難題を課す、これも定めか?

 

眠くなったら運転交代を約束して、我が家にしては珍しく朝の6時に出発。

(いつもなんだかんだで9時前に出る事はない...)

 

テネシーの森林地帯を走り出す。

40号線を北東に向かって、数時間走ると、

なんか空の色が重いぞーっ、来るかな?(雨)

 

来ました。

かなり強い雨、サンダーストームです。

今は朝の9時過ぎです。

車中では皆良く寝ていますが...。

 

砂漠の埃も、西部の未練もこの大雨ですっかり流れてしまいそうです。

旅行を通して、最初で最後の大雨、

最初で最後の早起き、

 天気と景気は西からといいますが、西から流れて東に向かう雨雲の下を平行して走行している事になります。 

 

午後になっても嵐は止む気配がありません、スピードも出せません。

そろそろ運転交代を...、大奥殿

ダメ、雨の日は怖い!がんばって!

と、言われてガムを差し出してくる。

 

 目覚ましに、豚の皮を揚げたスナックを買って食べてみる、2.3個口にしたらもういいや...という味だ。

...過酷な一日になりそうだな、なっているぞ、既に!

しかたなく、豚の皮をちびちび口にしながら。

...

 

嵐の中、嵐を聞き(聞かされ)ながら、とうとう自宅に着いた。

8月7日0時50分着

19時間もかかったのか...。

 

目がちかちかする、ヘロヘロです。

子供達は車の中で良く寝たみたいでイキイキしている。

御陰様で無事に帰って来れました。

さぁー、寝よ!

 

箱一杯に溜まった郵便物を見てなぜか嬉しくなった?

...

ありがとう!ハチマル

 

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憂鬱な帰路、頼むよタフなハチマル君

2011年10月13日 | ハチマル(LX450)北米旅行

 サンタフェを最後に旅は終わった。

助手席に座っている我が家の大奥殿の御指示は...急いで帰れ!である。

少しでも早く!

 これからニューヨークまでの2000マイル(3200キロ)を走る、ただ走る。行きと比べて帰りの気分は憂鬱でさえある。そこには現実が待っているからである。

 

 ロッキー山脈を抜けて285号線を走る、再び平らな平原が始まる。

 

フリーウェイ40号線を東に向かって走行中

 ランクル80は実に快適なクルーザーである。外気は真夏の熱波でも室内にはクーラーが効く。制限速度75マイル(120キロ)の地域を80マイル(130キロ)で走ってもストレスを感じる事はない。

 これがロクマルならば、エアコンは念のためにあまり使いたくない。75マイルの表示でも65マイルでやっとだな。 ...それでもロクマルで走りたい。

 

かわいそうに...ボンネットの隙間にトンボが引っかかってしまった。

 

途中ミリタリーの車両も何度か見かける。

 

オクラホマシティーを抜けて...

 

アーカンソー州へ、この辺りの農作物には大豆と稲を多く見かける。

 

働くピックアップ、フォードF250

 こうやってピックアップを使って仕事をするライフスタイル、都会に住んでいると憧れてしまうが...甘いかな。

 

食えや、走れや!

朝から晩まで...ただ走る。

過酷に使われるランクルだけどその期待に堪えてくれる。実にタフな奴だ。

自分の生涯でこのランクルを使いきる事が出来るのだろうか?と思っている。

 

ミシシッピー河を渡ってテネシー州、メンフィスに入る。

...

どんどん行ってよ!

はい、大奥殿 

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どしっと 爽やか コカコーラ

2011年10月12日 | ハチマル(LX450)北米旅行

 旅行の土産はこれ、テキサス州のみで販売されている3リットルコカコーラ。

 定員8人、荷物パンパンのランクルにこんな重いジュースを更に買って乗せるなどとは狂気の沙汰としか思えない。

仕方ない...今回は少なめに、...10本にしておくか。(汗)

 一本、$1.99(160円位)と安い、テキサスの人間がでかい理由がわかる。

とにかくこの3Lコークはアメリカ人さえ WOW !!! なのだ。

 どこに積むの?

膝の上に乗せといてくれい。(笑)

 

わ~お、スーパーサイズのスイカ 

これも買おうとしたが...、悪い冗談(笑)

 アメリカの野菜はでかくて味が繊細でないものも多い。しかしスイカは意外とでかくても甘くおいしい事が多い、でもたまに、はずれをつかまされると...でかい分だけ失望も大きい。

 

旅で見かけたコーク

 ビショップ CA 、 フォードF-150 PU

 

ラスベガス、コカコーラ VS ペプシコーラ

 

自動販売機、グランドキャ二オン

 

ヨセミテ公園

 

ロズウェル、コークは宇宙の飲み物(笑)

 

 旅を通じて沢山のコークを口にしてきた、別に飲みたくて飲んだのではないが、ファーストフードに寄る機会が多かったので...仕方ないかな。

  ...

でかいコークはお土産にはいいと勝手に思っている。

他にいい土産って...なかなかない、思いつかないんだよなぁ、ここアメリカでは。

 

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T u r t l e  I s l a n d (亀の島)

2011年10月11日 | TURTLE ISLAND (亀の島)

アメリカは建国235年の若い国、この認識は間違った歴史認識だと思っている。

このアメリカ大陸の歴史は実に古い。

 

 この風景は平日のサンタフェの街の中心の光景である。路上に敷物を広げ手作りの工芸品を売るネイティブアメリカン(アメリカ原住民)の人々。僕はこの場所で他の人が見ない風景を見ていた。

 ...

 1990年代の中頃にワシントン州の田舎町ヤキマの郊外の夜のさびれたバー(酒場)でベロンベロンに酔っぱらったネイティブの男と視線が合った。彼は僕の横にやってきて、酒臭い口臭を撒きながら10センチ位の所まで近ついて、...『この辺じゃ見ない顔だな、何処のトライブ(部族)だ?』と聞いてきた。『日本だよ、ニッポン』と彼の目をジッと見て答えると。いきなり大きな声で『ファッ〇ユー 〇ワイトー』と叫んでテーブルの上にうつ伏せに倒れてしまった。

 おそらく彼は仕事や家庭の事で上手くいかない事があって酒を浴びていたのだと思うが、自分の周りに起こる嫌な事、不幸な出来事を白人の所為にする...。

 その時の光景がサンタフェの街角にいるネイティブな人達と重なってしまうのだ。

...

 

 遥か昔、この北米大陸に住むインデアン達の事を、亀の背中の上に乗っている人々と呼んだ何千年も続いた時代があった。

このアメリカ大陸を亀の島と呼んでいた。

 

 都会的な人間の管理した自然ではなく、広大で巨大、そして眩しく美しい、それは恐怖でもある、僕はそんな彼らが見てきて身を置いたであろう広大な景色を見るたびに彼らのアミニズム(自然崇拝)が実は野蛮なものではなく、我々が忘れかけていた最も大切なものがそこにあるようにも感じた。

それは何か?

 

昔に還れ!である。

...

この視点が今後の未来の指針となると感じている。

 

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古都 Santa Fe

2011年10月10日 | ハチマル(LX450)北米旅行

 本日は10月の第二月曜日、アメリカではコロンバスデイの休日である。コロンバスがアメリカ大陸を発見した記念日...しかし、それを祝う事が出来ない人もこの国には多い事を知っておいて欲しい。

 僕はこの日は祝日だとは思わない。決して歴史の表舞台には紹介されないが、コロンバス以後、ヨーロッパからの白人の入植によって圧迫と残酷な征服により、尊い命を奪われて逝った無数のアメリカ大陸の原住民達の魂の冥福を祈る日であると思っている。

 

... 祈 ...

 

 

...現在のサンタフェは美しい街だ。

 感覚的にはアメリカの京都かな?原住民、スペイン(カソリック)そしてメキシコ、と複雑な歴史がある。サンタフェは約400年前に付けられたスペイン語の名前。

そこには光と影が共存している。

 

 サンタフェの街全体がAdbe (アドベ)と呼ばれるこの地方の原住民プエブロ族の建築様式を保存している。

 

 これが本来のプエブロ族の家、この様式にスペイン風のレンガと漆喰が加わり街全体が独特な雰囲気を持つ街並みとなった。

 

温故知新

この地方独特の雰囲気、街そのものが芸術的である。

この土の色、光物の少ない建造物が街に落ち着きを漂わせる。

 

街のメインストリートにある150年以上の歴史を持つカソリック教会。

 当時のスペイン統治において、カソリック教会は植民地の拡大に大きな貢献をした。

 

観光はこの街にとって大きな収入原である。

 

路上の上にも 古い物と新しい物が混ざる、

イーグルとスバル、共にクラッシック4x4。

 

芸術の街らしくギャラリーや民芸品も豊富にある、おしゃれなレストランやカフェも多い。

ウインドウショッピングも飽きない。

 

街の中心の小さな公園広場のど真ん中にあるオベリスクの塔

僕はこれを見て不思議に思った、

プエブロもスペイン(カソリック)もこの象徴は使用しない。

 先端にピラミッドをかたどったこの塔は合衆国の首都ワシントンDCのホワイトハウスの前にある、巨大なワシントンモニュメントと同じ象徴である。

現在のこの地の統治者が誰であるかを静かに示している。

 

街の角に置いてある木製のベンチ、歩き疲れたらここで一休み。

この椅子一つにしてもシンプルで芸術的、

 疲れていなくても座ってみたくなる。

 

ロッキー山脈の裾野にあるサンタフェの街は今回の旅行の最後の目的地であった。

 ロッキー山脈の裾野コロラドスプリングから始まったランドクルーザーの旅はロッキー山脈以西を縦横に駆け抜け再びロッキー山脈の裾野サンタフェで終る事になる。...つまり気持ちの上ではこの旅はゴールを迎えた。

しかしゴールはいつも出発なのである。

ただ次の出発はニューヨークに還る事ではない、と思っている。

(...もちろん自宅には帰りますが...)

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R O S W E L L

2011年10月09日 | ハチマル(LX450)北米旅行

Roswell UFO Incident (ロズウェル事件)をご存知でしょうか?

1947年の夏にニューメキシコ州ロズウェル市の近郊に異星人の乗るUFOが墜落した。その破損したUFOと中にいた地球外知的生命体(宇宙人)を政府と軍がひそかに回収した。

それは嘘か、本当か?

嘘だとすると、誰が何の為に...。

本当なら、その真実を知りたい。

 

*注意、警告

これから先は(下にスクロールすると)怖ーい宇宙人の写真なども出てきます、夜おしっこにいけなくなったり、夢に出て来るかも知れません。怖いと思う方は退場して下さい。

覚悟が出来た方のみ、自己責任でどうぞ!(笑)

 

少し遠回りになったけど、ロズウェルの町にやってきた。

いやーっ、町はUFOでもり上がっているぞー。

 地域復興の為ならUFO様我が町へ...是非落ちて...なんては言えないが、実際にUFOの墜落事件がこの町を盛り上げ、知名度を上げたのは事実。

(上の写真の街灯にも注目)

 

International UFO Museum Research Center

国際未確認飛行物体調査研究展示館、という実に立派な名前でクールだ。

...

かーちゃんと子供達は、怖くて入れないと震えていたが。

この場所に来ると...おもしろそう、早く入ろう!となった。

 ...

それはこの博物館が...

ちょーアナログだからです。

1/2はハロウィンの乗りですね。

中では少し不気味な音楽が聞こえてきます。80年代のスターウォーズのような...

いや、はやっていないゲーセンか、

...

いい雰囲気(演出)です。

 

UFOの絵に時代を感じます、これらのUFOは真空管を使用していました。(嘘)

 

ロズウエル1947の報道記事、当時はアメリカ中が振るえあがった...みたい。

 

モデルは日本人でしょうか?

おそらく古代日本人は時空を自由に飛んでいた...んなはずないな。

地底人か?明らかに地球産の顔だな。

...いや、ハリウッドか?

 

当時の新聞と、異星人?

 無限に広い宇宙に地球外知的生命体は確かに存在するかもしれない、地球の環境に最も近いといわれる惑星グリーゼ581Gでさえ地球から20光年も離れているが...。

計算すると、わずか 113,529,600,000,000 Km です。

他の星にも知的生命体はいるのか? もしいるとしたらおそらくそれは人間だろう。

...

 

あ、あのーっ、すみませんちょっと!!

...

 

^^:...、

んーーー

 

 レプテリアン?さん (爬虫類進化型人間)

子供どもが...ひとつ

しつこく...

質問してくるんですけど...

あなたは 男(雄)女(雌)

どち、らさ、まで...しょうか?

 

><

すみません、余計な事を聞いたりして。

卵から生まれた両性類としておきますか。(笑)

...

このての質問は館長に聞くか、...まあ解らない事が多いのはミステリーへの貢献だな。

 

古代の人間が装置(機械)を使っている様相を描いたもの、

体勢から見るとバイクかな?

プラズマジェットバイク、コスモ零か、トロン、あるいは木炭車?

 

んん~ん、このトイレの標識がこの博物館の全てを表している気が、

しないでもない。

...

この博物館に来るとなぜか、宇宙人やUFOの真実を知って驚くというよりも、

宇宙人? あれは冗談だよ...ははははは!

という感じで好感だった。

しかし...真相は闇のままである。

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ニューメキシコ州

2011年10月08日 | ハチマル(LX450)北米旅行

 アメリカの中西部州の境というのは広げた地図にきちんと定規を使って線を引き、はいここらかは...州、と決めてしまったのか?適当と言ったら失礼だが、だいたいこの辺でって感覚で統治者が州を分けたのかも知れない。

 それでも州を隔てるとなぜか空気が違う...なぜか?それは解らない。

 

ニューメキシコ州では州の州花であるユッカがそこらじゅうに生息してる。

 

この先砂嵐に注意のサイン

車の中は嵐ですが...嵐のCDを耳にたこが出来るほど聞かされています。(笑)

 おやじは黙って聞いていろーって、事です。

 

カメラのシャッターを押した直ぐ後に、通り雨がサッと、あっけなく。

雨雲の下を通りすぎたのだな...。

雨がかかる植物はラッキーなのかな?と思った。

 

 

 何処までも続く地平線だけど空が綺麗なので飽きない。空、雲ってこんなに綺麗だったのかと思った。

ニューヨークでは空を見て綺麗だと感じた事がなかった。

広い空に覆われていると、

 うーん、地球を駆けてるのだな、と感じる。

75マイル(120キロ)で走っていても周りが広いのでゆっくりと走っているという錯覚に陥る。

 

 

この地を走る車の特徴である赤土の汚れ。

 

車で走っていると気がつかないが車を止めて見れはそこいら中に花が咲いている大地。

 

この土地にもこういった車がよく似合う。

 

オリジナルだと思うが、1950年代物かな?

 

ニューメキシコのお土産物屋さん

なぜか店の前にはKOI(鯉)が飼われている、クマちゃんはカリフォルニアの象徴なのだけど、...グローバリズムの影響か...。(笑)

 

これはビンテージトラックか?

おそらく1馬力。

そして風力発電ではなく、風力地下水汲み装置。

 

ピスタチオ(ナッツ)の実、初めて見た。

大好物なので嬉しい。

 

何もない広大な草原、人もいない。

この時サンルーフを開けて立ち上がると、

あっ、帽子が...

風と共に草原に吸い込まれていった。

なにもない草原の中で思い出が一つ出来たという事にするか...。

 

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White Sands National Mon.

2011年10月07日 | ハチマル(LX450)北米旅行

 8月4日の日記で砂漠の銀世界で紹介したニューメキシコ州のホワイトサンド公園。

最高に美しかった場所

 

そこは期待を超える美しさだった。

まさか、真夏に雪景色が観えるとは思わなかった。

おそらく...真冬に訪れたらしらけるかも?ね。

 

 

どう見ても雪道としか見えない...銀世界。

北風、ヒューヒュー(寒)

 

石灰石の粒の小さな砂です。

非現実的な物や場所には感動する。

ここも地球の別世界です。

 

何かみえますか?

 

子供たちは雪だと思っているようです、雪遊びの感覚で砂遊び。

 靴を脱いで裸足でしばらく歩いてみる、幸い太陽が西に傾く時間だったので暑い砂が気持ちよく感じた。あの海の砂場を歩く感覚と同じ。

空を見ながらしばらくぼーっと出来る場所。

何も考えない、自分も見つめない、ただ目の前にある空と砂の光景に酔う。

普通何もする事がないと時間が過ぎるのは長く感じるが、ここではそうではなかった。

 

そろそろいこうか?

...で、

そのそろそろからそろろそろ2時間程経っていますが...。

 

もっとここにいたいと思った。

美しい景色の前には子供も大人も関係ないね。

いや、僕が子供に戻ったのかな?

本当は心はガキのまま、おそらくジジイになってもそうなんだろうと思う。

...ジジイになってもガキとして生きるのも悪くない?

 

夜の雪道

...にしか見えない、

本物の雪よりこっちの方がいいかも。

夏に雪が降ったらいいなぁ、と思う幻想の世界でした。

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フリーウェイ

2011年10月06日 | ハチマル(LX450)北米旅行

  何処までも続くアメリカのフリーウェイ、そのフリーウェイは良く整備され快適なドライヴを約束してくれる。車を移動の為の手段のみと捉えず、移動する事を億劫に考えないでドライブを楽しもうと思えば、窓の外を流れる景色はもちろん、路上をはしる車を見ても、おっ!と思う事がある。

つまり刺激に満ちているという事なのだ。

眠くなった時にはありがたい!!!

 

大陸を駆け巡るトラック野朗、彼らはいつも何を考えてこの広大な台地を走っているのだろうか?

きっと同じ様な事を考えている...。

 

8輪のトヨタPU

 

フリーウェイで怖いのがこれ、

ちぎれたトラックのタイヤの破片が転がっている。これを踏んでタイヤハウスに巻き込んだりすると事故に繋がる。

 

フリーウェイはトレーラーのために存在している?

つまり、生活のために。

全てはトレーラーサイズで。

 

トラックによるトラックのデリバリーです。

搭載数6台かな。

 

この中西部で家を買うというのはこういう事なのです。

家を建てるではなく、家を買う。

家は工場で作るものなのだ。

 

時計が一時間戻ります、パシフィックタイムからマウンテンタイムへ時差をくぐる。

 夕日を背に受けながら...車の中では今日は何処で泊まろうか?とか、晩飯は何を食べるか?とか、昼間の明るい景色が闇に包まれると共に心も巣に戻って来ます。

 

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なぜか?懐かしさを感じるツーソンの丘

2011年10月05日 | ハチマル(LX450)北米旅行

  ツーソンの街が全望出来るツーソンの丘に登ってみた。

昨年11月に訪れた時は一人で、そして今回は家族で、息を切らせながらワイワイと。

 誰でも一人になって何か物を考えたり自分の内心を見つめたりする場所があると思うが、僕の場合その場所が自宅から2500マイル(4000キロ)離れたこの丘の上なのだ。

Sentinel Peak Park

 今までこの丘に名前がある事を知らなかった、このサインの前を何度も通り過ぎながらも、...上ばかり見て足元を見なかったのだな。

 

丘の上から眺める砂漠の街ツーサンの光景

 中西部の水気のない乾いた山々には木が生えていない禿山である。山に木が茂っていると山の表面の様相は緩和され穏やかな丸みをつくる。しかし砂漠の山々の表情はストレートである。

 こうして山々を眺めて観ると何処となく人の顔が色んな表情で存在していると感じる、つまり無数の巨人が静かに横たわり、空を横切る太陽が作り出す陽陰がその表情を創作し生命を吹き込んでいる様に見える。

 こういう土地的現象からこの辺りに住む人々は、この広大な土地に人知を超えた神秘的な力を畏怖するようになったのではないか?と感じた。またその眠る巨人達はこの土地を静かに守る守護神達であるとも思った。

 

静かな光景、頬に当たる優しい風。

そして、頭上に輝く眩しい太陽

静かに心の声を訊く

心はなぜか、なつかしい、と感じている。

10年前や昨年以来の懐かしさではない。

もっともっと遥か昔の、僕がまだ生まれていない時代の...

有史以前の

そう、母性的ななつかしさを感じる。

...ここは僕にとってそういう場所なのです。

 

しかし、僕の家族にとっては、...はいはい並んで~写真んー。

あてはまらないようですな。(笑)

 

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一日を支配する(した)ブレーキ音

2011年10月04日 | 日記

 

先週から突然ハチマル(LX450)の後輪からの怪しい音に気が付いた。

 ブレーキだな、そろそろブレーキパットの交換時かな、と思って月曜日の朝一に行き付けのリペアショップに予約をして車をもち込む。

 パット交換だから...まあ、一時間程度かな?

待たせて頂きます。

...

しかし外したパットを見てビックリ、

セラミックが...全くない、つまりマイナスという事だ。

と言う事は当然...、

こちらも...

こりゃダメだ、

デスクローター交換の必要。パーツのオーダーをお願いしあーす。

パーツが届くまで2時間か...、店の客と雑談をしたりしながら過ごしたり、

突然思い付く、リフトされたままのこの待ち時間に錆処理をしようと...。

Pentrating Oil

 店の人に相談すると、錆を落としてシャーシーブラックを塗るにはあまりにも手がかかる、これを錆に吹き付けてこの油を錆にしみ込ませるのだ、そうすれ錆は止まる...。

なるほど、

えっ、これってねじが錆びて取れない時に塗るやつか...

まあいいわい、塗ってやろーうじゃん、(暇だしな)

ビフォーア、アフター

らくらく2缶消費してスプレーする、これで錆処理が終ったと思うとあっけない。

これでもう大丈夫だ、と思って店の人にどれくらい持つのかと?

半年は大丈夫...

たった、6ヶ月か、やらないよりましってやつだな。

...しかし

服が油臭い!こりゃダメだ!ああー今日はもう仕事にはいけない。

...

腹減った、飯食いに近くまで..。

帰ってくると、ローターが届いていた、ではお願い致します。

新しい左右のローターが届いた、

こりゃダメだ!

 えーっ、今度はブレーキキャリパーの付属の金属が腐っている。だと、

またしても、部品を注文せなあかん、

キャリパーのオーダー至急お願いします。...です。

一時間で届けるとの先方から、

はいはい、待ちますよ、つーか、待つしかない。

スナップオンのトラックが巡回セールスに来る。

セールスのおやじと無駄話、

ハローウィンのマスクではありません、溶接時の凝ったフェースマスク(プロテクター)です。

むちゃくちゃクールだな。

こりゃイイじゃん!ほしい...(笑)

そうこうしている内に部品が届いた!では、

...

こりゃダメだ!

えーっ、この部品じゃない、だと。注文した物と違う?まじーっ?

一時間で届くから...

また...ワンモアーアワ~ 

今日の日は忘れないぞ!!!  

...

散歩でもしてくるか...

 おおー、いつの間にかショップの近くに止まったダッジM37、オリジナルを良く保っている。荷台には木製ベンチシートが。

 

 

オーナーを待って話をしょうと思ったが...結局オーナーは現れなかった。残念!

 

おっ、こちらも渋いぞ、

フォードガーデントラクター、何時のだろ?

...

部品が届いた、...やっと。

やれやれ、時計は4時か...ええっーもう四時。

なぜか、新しいブレーキパットはヒタチ、

へーっ、ヒタチがパットを作っていたとは知らなかった。

作業は終了、時計は五時。

お疲れ様です、お互いに、

 右後ろの後輪のリムは、長い間スペアタイヤとしてぶら下がっていたものなのでアルミの表面が錆びてガサガサ。

 左後ろの後輪のリムは、ロサンゼルス郊外でバーストした時に鉄ハンマーでボコボコにどつかれて凹凹のまま。

 

記念に持ち帰ったプレーキパット

結局なんだったんだ、今日一日というのは...

車を維持するという事はこういう目にあうぞ、それでもいいのか、という試練だったのか?

 

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ニューヨーク、夏の終わり

2011年10月03日 | NEW YORK

 先週はウォール街のデモで700名が逮捕されたニューヨークの街。

 いよいよとは思っていたが、このアメリカでは人々の不満がデモ抗議という形で現れてきた、その大きな理由は経済格差にある、と言われている。

 ニューヨークで働いているとゼニ(金)というバケモンが人間を支配し従属させている姿を当たり前の様に観てしまう。資本主義のルールとか訳の解らん事を言っているが、一枚皮を剥けばいかに他人の金を自分のフトコロに入れるかという行為が...つまり仕事と呼ばれる人間の日常行為である。

 ...しかしそうしなければ、生きていけない現実を否定出来ない。

つまり、経済とか、ビジネスと言うものは常にコインサイドの陽陰を含んでいる。

...

連日湿気のある日々が続くニューヨーク。季節は今暑いか寒いかを選択している。

暑い夏が終って今から急に寒くなる、寒くなるのは気温だけか?

 

 収穫の秋、食欲の秋、地元で収穫された果物や野菜が豊富に市場に出てくる。1929年の大恐慌の後にはウォール街で働いていた人々が路上で林檎を売り始めたと聞く。

 

 

コンクリートの街を飾る菊の花が道行く人々を癒してくれる。

花を見ると呼吸がゆっくりになる、つまり...落ち着く。

 

世の中は常に変わり続ける、歩みを止める事はない街も企業も。

 

街を走る車も時代と共に変わっていくが...

中には変わって欲しくない物だってあるよね。

 

栄盛 - 枯衰

このニューヨーク(資本崇拝主義街)の街でもまれていると、

季節も時間も忘れてしまう。

生きる事に必死で、(金を稼ぐ)自分を失いそうになる。

なにか他に...いいものが

あるいは...いい場所が

もっとふさわしい...自分の居所がないものかと心は彷徨う、

...

 

そんな時はいつでもここに来るのだ

心の事だよ。

 

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Organ Pipe Cactus National Mon.

2011年10月02日 | ハチマル(LX450)北米旅行

 オルガン パイプ カクタス ナショナル モニュメント

ようこそ!サボテンの楽園へ

ここはアリゾナ州の奥地(南部)合衆国とメキシコが隣接する国境に接した自然公園。

 アリゾナと言えば、やはりサボテン。この感覚は夏と言えば海、春と言えば桜、そういう感覚である。

 

 入り口のゲートをくぐるとカクタスが迎えてくれる。遥か向こうに見える山脈はメキシコである。評判のよいレストランで人気のメニューを注文して、その料理がテーブルに運ばれてきた...そんな感覚かな。

それでは頂きます...

...観させて頂きます

 

それでは美しくもかわいいサボテンを観賞してください。

 

この大きなサボテンはSaguaro Cactus, (サワロ カクタス)といいます。

サワロ(触ろう)です。注意!

 

これがこの公園の名前になっているオルガンパイプカクタス。

 

プリックリーペア と バーレルカクタスの実と花

日本名はうちわさサボテンと、たるサボテンです。

 

 

大きなサボテンは硬い木材のようです。。

サボテンはお互い距離を保って生息しているが、まるで会話をしているようでもある。

 

公園の中を走る85号線を南に行くと...

メキシコとのボーダーライン(国境)、とても静かでした。

ここで U ターンです。

 

すると... 

アリゾナの州の旗、ウェルカムアリゾナです。

 眩しい太陽、同じ空の下、同じ風、そして地上の国境を考えると厄介な気持ちになる。

...

光と影がこの世界なのだ、

昼と夜、生と死、そしてそれは常に流れてゆく...

ならば

今を楽しむとしょうじゃないか!

...という事で、帰り道はプチオフロード。

これこそが...贅沢な楽しみ。

この感覚が理解出来るのはおそらく少数派?だな。

 

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