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タンドラを買いにカリフォルニアへ

2018年11月03日 | PICKUP TRUCKS & 4X4

 ニューヨークに済む友達が2004年型のToyota Tundraをカリフォルニア州で見つけて早速購入した。アメリカ北東地域、ボストンからフィラデルフィアに渡って売りに出ている複数の個人所有のTundraを購入目的で足を運んで見て来たが、どれも、フレームの錆がひどい。との事だった。見た目は美しい外観で値段も安くお買い得に感じるのであるが、実際に下に潜ってフレームの要所を確認すると乗り続ける為には近い将来にフレーム交換が必要になるとの事だ。Toyota のトラックは丈夫で長持ちだと信仰していた僕にとって、Toyota からフレームの錆に対してのリコールが発動されていた事は知ってはいたが、その認識は浅い理解であって実際に友達がToyota のピックアップを購入目的で探すその過程において事の重要性を知るに至った。リコールが出ている特定の型は Tacoma 2005ー2010, Tundra 2007ー2008, Sequoia 2005ー2008 である。特に冬季における積雪を経験する地域のトラックはフレームに深い錆が侵食している。

 

 

 

 この写真は、トラックのラダーフレームが錆の浸透によって折れてしまった例です。外観は美しいのが特徴です。フレームの鉄の素材が錆びに対して弱かったのか、フレームの設計が悪かったのかは知りませんが、ヘビーデューティなピックアップのフレームが普段使いで10年そこらの使用で錆びて折れるリスクが有るというのは問題です。僕自身は生産コストの削減が遠因にあるのではないかと感じています。来週彼は仕事を休んでカリフォルニアまで飛び、錆び無しフレームの Tundra を手にし大陸を横断してニューヨークまで戻って来る旅を実行します。事が上手く運んで行く事を祈っています。と言うのも Tundra を探していた彼に中西部でトラックを探す事を勧めた責任があるからです。そもそも彼がToyota トラックに魅了されたのは、僕がぼろいランドクルーザーを楽しそうに乗り回しているから…らしいです。(汗)

 


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7 コメント

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Unknown (Unknown)
2018-11-05 06:25:52
ご無沙汰しております。
写真を見た瞬間、トランスフォーマーよろしく変形するギミックかと...(汗
塩カル撒くようになってから、日本の積雪地域でも購入後の防錆処理(下回り塗り)が普及してきました。新車ではそういう処理もなされていないのがほとんどですし、昨今の低燃費が売りものの新型は、鋼板も薄くなり錆びたら速攻で大穴です。
(新型ランクル70、買って見たら下回りはなんにも塗ってない鉄板むき出し状態だったとか)
米国ではどうなんでしょう。ソルトレイクまで行かなくても、塩分含んだ土地でクロカン遊びしてノーケアだとまずい気もするのですが...

とまれ、道中お気をつけていらしてくださいますよう。
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フレームラスト (砂漠のおじさん)
2018-11-05 12:15:23
 アメリカ北東部ではトヨタに限らず錆がフレームに浸透したトラックを多数見かけます。私のFJ60もLX450も例外ではありません。フレームの錆をそれ程気にしないで乗っている人が殆んどです。もしも錆を問題視するならば錆によって走行に支障を来す事態か何かが起こった時です。トラックの大多数はコマーシャル(仕事)と自家用で使われておりオフロード走行に使用する人は限定的ではあります。問題はトラックの売り買いにおいて知識が無いとフレームの錆を売る方も買う方も重要視しない所にあります。多少錆があるのは仕方が無い事だという姿勢です。私の友達も欲しい欲を冷静にコントロールする事が難しい様でした。フレームの錆は試乗運転では全く分かりません。フレームが汚れていては見分けが付かない事もあります。 カリフォルニアへの旅費とコストは将来フレームを交換する時間とコストに比べたら安いです。勿論、長く乗るという条件です。 クルマ好きの彼においては忘れられない好い思い出になる事でしょう。
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CHAMELEON BLOG (おみそ)
2018-11-09 21:37:46
はじめまして!「おみそ」と申します。
僕もピックアップトラックやオーバーランディングのキャンプスタイルに大変興味があり、ブログの記事にしています。今は2011年グラチェロに乗っていますが、ゆくゆくはタンドラにルーフテントのっけて旅がしたいです!やっぱりアメ車っていいですね。
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ごめんなさい! (CHAMELEON BLOG)
2018-11-09 21:41:23
コメント欄の使い方、間違えてました!もし良かったらお時間のあるときに僕のブログものぞいてみてください。まだ記事数はないですが…。オーバーランディングのキャンプスタイルを日本にも広めたいですね。
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参考にはするけど真似る必要はない (砂漠のおじさん)
2018-11-12 07:58:05
 おみそさん、沢山のコメント有難う御座います。

 日本と同じ様にアメリカの子供達もスポーツ等のクラブ活動を行います。 特に中学や高校の年代になるとスポーツなどには熱が入ります。そして、そのスポーツクラブに入る為にはトライアウトと言って入団テストが有ります。更にそのトライアウトに参加する為には条件があるのです。例えば野球、それをやりたいとする意欲と同時にその為のユニフォームや道具を全て事前に整えなければトライアウトを受ける資格が出来ないのです。子供を持つ親にとって子供にスポーツをさせる為には経済的な負担がかかってきます。そうやって挑んでもテストで落ちる事は良くある事です。 この様に西洋(この場合はアメリカですが)の文化圏では何かを行う時に、まず形から入ります(いきなり)。そういった素地というか事を始める為の価値観か定着しているので、アメリカではオーバーランダーという式が入ってきた時に多くの人々はまず形から入って行きました。それが現行のアウトフィッターやルーフテント等の流れとなっています。 

 オーバーランディングを追及する事は虹をくぐりぬけようとする様な感覚です。現在僕がやっている事は好きでオーバーランディングやランドクルーザーの話題を点としてブログに残しているだけです。そういった点を自由に拾ってもらって自身で線にしたり立体にしてもらって日本独特(オリジナル)なやり方やスタイルを模索して欲しいです。 先の未来の事は断定は出来ませんが、将来は日本で育まれたスタイルや技術等がアメリカやオーストラリア、アフリカ、ジャングル、砂漠地帯、山岳地、氷河地での実践として評価される時がやって来るでしょう。 そういった意図も含めて日本でのオーバーランディング(道)を広めていきたいですね。 世界が評価するのはクルマ(この場合は四駆)の性能だけではありません、それを駆る人(日本人)もそれ以上になりたいとするのが僕の理想です。
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日本のオーバーランディング (おみそ)
2018-11-14 01:39:44
コメントへの返信ありがとうございます。
今、日本では「グランピング」と呼ばれるお洒落な贅沢キャンプや「キャンピングカー」が流行っていますが、そういったキャンプのひとつのスタイルとして、オーバーランディングのようなキャンプスタイルが多くなれば良いなと思っています。日本はアメリカに比べると国土が狭く、車が走れる林道が少ないため、オーバーランディングのような旅はイメージしづらいです。そういった環境からか、ぼくの周りには「ジムニー乗り」が多くいます。ジムニーに乗って里山の奥深くでブッシュクラフトを楽しむのも、日本のキャンプスタイルとしては合っているのかもしれませんね。でも、アメ車にキャンプ道具とテントを積んで、日本の各地を周るのも楽しそうです。舗装された道も多いので、トラクションボードやタイヤの空気圧調整も必要ないかもしれませんが。そんな感じで日本に合ったオーバーランディングを模索していきたいです。砂漠のおじさんさん?がおっしゃるとおり、日本人のスタイルや技術も世界のトレンドになる日が来るといいですね。
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事は上手くいきませんでした (砂漠のおじさん)
2018-11-14 12:31:56
 タンドラを引き取りに行った友達が帰って来ました。残念ながらタンドラは大陸を横断出来る様なコンディションでは無かったとの事です。ロサンゼルスでは久々に家族と会って充実した時間を過ごした様子でした。家族に会いに出かけてついでにトラックを買って帰って来る予定だったそうです。タンドラには縁が無かったのですね。彼に残されている次の選択は愛車のフォードエクスプローラーを修理して乗り続ける事です。
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