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トランスポーテーションとしてのSUV

2020年09月28日 | PICKUP TRUCKS & 4X4

 トヨタのタコマがオーバーランドヴィークルとして奨励されるのはその信頼性と耐久性であるが、そこにもう一つ収納スペースという観点がある。本来SUV(SPORT UTILITY VEHICLE)とは、ピックアップトラックの荷台にFRP製のシェルと呼ばれるハードカバーを取り付けて、そこにアウトドアで使用する道具を積み込んで野山や砂漠、或いは海辺や湖に出かける為の移動に使用する目的を持ったトランスポーテーションがオリジナルな存在であった。今日では乗用目的のクロスオーバー等もなぜかSUVと呼ばれるが、その名称を変えなければSUVとしての魂を抜かれた存在のままで本来の目的から離れた存在となっている。日本であるならば軽トラやワンボックスが目的性から見るとSUVなのではないだろうか。オリジナルSUVとはトランスポーテーション、人と荷物を運ぶ車両なのである。

 

 

 SUV というのは分母である。そして、分子にあたるのがスポーツグッズとなる。トラックに建築材料を載せて移動する時はピックアップだが週末にオートバイやマウンテンバイクを載せて移動するとSUVとなる。車両の名称は変動的で目的によって異なるというのが的を得ているのかも知れない。SUVを本当の意味で楽しむ為にはその分子を充実させる事である。それはアウトドアアクティビティという分子である。逆にアウトドアアクティビティという分子を持っていればそれに相応しい分母(SUV)を欲する欲が沸いてくる。SUV の存在原点を見直して車両に対する客観的な見解を持つ事によって、クルマを持つ事乗る事がライフスタイルの形成という実態となる実感こそが嬉しい事なのだと感じている。

 


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