ニューヨークに済む友達が2004年型のToyota Tundraをカリフォルニア州で見つけて早速購入した。アメリカ北東地域、ボストンからフィラデルフィアに渡って売りに出ている複数の個人所有のTundraを購入目的で足を運んで見て来たが、どれも、フレームの錆がひどい。との事だった。見た目は美しい外観で値段も安くお買い得に感じるのであるが、実際に下に潜ってフレームの要所を確認すると乗り続ける為には近い将来にフレーム交換が必要になるとの事だ。Toyota のトラックは丈夫で長持ちだと信仰していた僕にとって、Toyota からフレームの錆に対してのリコールが発動されていた事は知ってはいたが、その認識は浅い理解であって実際に友達がToyota のピックアップを購入目的で探すその過程において事の重要性を知るに至った。リコールが出ている特定の型は Tacoma 2005ー2010, Tundra 2007ー2008, Sequoia 2005ー2008 である。特に冬季における積雪を経験する地域のトラックはフレームに深い錆が侵食している。
この写真は、トラックのラダーフレームが錆の浸透によって折れてしまった例です。外観は美しいのが特徴です。フレームの鉄の素材が錆びに対して弱かったのか、フレームの設計が悪かったのかは知りませんが、ヘビーデューティなピックアップのフレームが普段使いで10年そこらの使用で錆びて折れるリスクが有るというのは問題です。僕自身は生産コストの削減が遠因にあるのではないかと感じています。来週彼は仕事を休んでカリフォルニアまで飛び、錆び無しフレームの Tundra を手にし大陸を横断してニューヨークまで戻って来る旅を実行します。事が上手く運んで行く事を祈っています。と言うのも Tundra を探していた彼に中西部でトラックを探す事を勧めた責任があるからです。そもそも彼がToyota トラックに魅了されたのは、僕がぼろいランドクルーザーを楽しそうに乗り回しているから…らしいです。(汗)
写真を見た瞬間、トランスフォーマーよろしく変形するギミックかと...(汗
塩カル撒くようになってから、日本の積雪地域でも購入後の防錆処理(下回り塗り)が普及してきました。新車ではそういう処理もなされていないのがほとんどですし、昨今の低燃費が売りものの新型は、鋼板も薄くなり錆びたら速攻で大穴です。
(新型ランクル70、買って見たら下回りはなんにも塗ってない鉄板むき出し状態だったとか)
米国ではどうなんでしょう。ソルトレイクまで行かなくても、塩分含んだ土地でクロカン遊びしてノーケアだとまずい気もするのですが...
とまれ、道中お気をつけていらしてくださいますよう。
僕もピックアップトラックやオーバーランディングのキャンプスタイルに大変興味があり、ブログの記事にしています。今は2011年グラチェロに乗っていますが、ゆくゆくはタンドラにルーフテントのっけて旅がしたいです!やっぱりアメ車っていいですね。
日本と同じ様にアメリカの子供達もスポーツ等のクラブ活動を行います。 特に中学や高校の年代になるとスポーツなどには熱が入ります。そして、そのスポーツクラブに入る為にはトライアウトと言って入団テストが有ります。更にそのトライアウトに参加する為には条件があるのです。例えば野球、それをやりたいとする意欲と同時にその為のユニフォームや道具を全て事前に整えなければトライアウトを受ける資格が出来ないのです。子供を持つ親にとって子供にスポーツをさせる為には経済的な負担がかかってきます。そうやって挑んでもテストで落ちる事は良くある事です。 この様に西洋(この場合はアメリカですが)の文化圏では何かを行う時に、まず形から入ります(いきなり)。そういった素地というか事を始める為の価値観か定着しているので、アメリカではオーバーランダーという式が入ってきた時に多くの人々はまず形から入って行きました。それが現行のアウトフィッターやルーフテント等の流れとなっています。
オーバーランディングを追及する事は虹をくぐりぬけようとする様な感覚です。現在僕がやっている事は好きでオーバーランディングやランドクルーザーの話題を点としてブログに残しているだけです。そういった点を自由に拾ってもらって自身で線にしたり立体にしてもらって日本独特(オリジナル)なやり方やスタイルを模索して欲しいです。 先の未来の事は断定は出来ませんが、将来は日本で育まれたスタイルや技術等がアメリカやオーストラリア、アフリカ、ジャングル、砂漠地帯、山岳地、氷河地での実践として評価される時がやって来るでしょう。 そういった意図も含めて日本でのオーバーランディング(道)を広めていきたいですね。 世界が評価するのはクルマ(この場合は四駆)の性能だけではありません、それを駆る人(日本人)もそれ以上になりたいとするのが僕の理想です。
今、日本では「グランピング」と呼ばれるお洒落な贅沢キャンプや「キャンピングカー」が流行っていますが、そういったキャンプのひとつのスタイルとして、オーバーランディングのようなキャンプスタイルが多くなれば良いなと思っています。日本はアメリカに比べると国土が狭く、車が走れる林道が少ないため、オーバーランディングのような旅はイメージしづらいです。そういった環境からか、ぼくの周りには「ジムニー乗り」が多くいます。ジムニーに乗って里山の奥深くでブッシュクラフトを楽しむのも、日本のキャンプスタイルとしては合っているのかもしれませんね。でも、アメ車にキャンプ道具とテントを積んで、日本の各地を周るのも楽しそうです。舗装された道も多いので、トラクションボードやタイヤの空気圧調整も必要ないかもしれませんが。そんな感じで日本に合ったオーバーランディングを模索していきたいです。砂漠のおじさんさん?がおっしゃるとおり、日本人のスタイルや技術も世界のトレンドになる日が来るといいですね。