ロクマルでいこう、60でGo!

" AS SLOW AS POSSIBLE AND AS FIRST AS NECESSARY "

AMERI感サバイバルビークル

2014年07月14日 | LANDCRUISER

When the world goes to hell in a hand basket,

let's hope you have a bug-out vehicle like this

 Toyota Land Cruiser.

 

世の終わりがやってきても、ランドクルーザーがあれば大丈夫さ。

 

サバイバルというキーワードが今日のアメリカにおけるオフロードビークルに多大な影響を与えている。

 

Off- Grid 誌は季節事に発行されるサバイバル誌。

Grid の意味は電力などの供給の事、

off- grid はそれらの供給が途絶えた状態、つまり非常事態を形容しています。

 

アメリカで “サバイバル” と言えば一般的な日本人の持っている感覚とは異なります。

では、何が異なっているのであろうか、大きな違いとは何か?

それは、ディフェンスに関する意識である。

 

自分の身と家族は自分で守るという開拓時代からの伝統があり、

アメリカでサバイバルと言えば銃の存在を無視しては語れない。

当然サバイバル誌には本物の銃の広告がガンガン出てきます。

 

その流れの中で、サバイバルをキーワードにして紹介されているのが、

トヨタ ランドクルーザー80である。

この1994年型のハチマルに3万ドル(約300万円)を費やして、

エンジンこそノーマルであるが内外共に多くの改造がなされている。

 

ダブル、プラスαの大型ガスタンクが装備されており、

ノーマルは25ガロンのガスタンクに対して、69ガロン(260リッター)の容積を持っており、

重いランドクルーザーだが途中給油無しで、フリーウェイならば1200キロを走破出来る。

実際にハリケーンなどの被害時はガソリンの供給は途絶える。

 

冷蔵庫は勿論、水や食料をも積み込み、野営に対応する。

災害に襲われた時にそこから脱出する事を意識している。

 

こうしてみると、

アメリカではオフロードビークルの要素の中に、

サバイバルの意識が込められている事を感じるし、

アメリカ人はそれを期待している。

 

(オーバーランドビークルとサバイバル使用車の共通点も多い) 

 

アメリカ人の持つ、自分の身は自分で守る、というサバイバルの姿勢が車の選択にも現れている。

 それは、ジープラングラーの人気の髄にも繋がっているのであろう。

銃は普段使わなくとも保有している事での安心感。オフロード機能も銃の保有感覚に似ている。

 

アメリカ人は今日もこれからも、この視点でオフロードビークルを捉えていくであろうと思っている。

 

コメント
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