賛否両方の意見が交差しているが、とりあえず世界で最も危険な道のベスト10というのがある。これを参考にすると危険な道の多くが山岳地帯のヘアピンを伴う道にある様子。
世界の危険な道トップ10
10番から2番までは意見が交差するが、
最も危険な道の1番においては多くの人が黙り込み、首を縦にうなずく。
その道は Yungas Road, Bolivia
別の名称は The Deth Road (死の道)
この道路は標高3,600mのラパスから国道3号線として標高4,650mのクンブレ峠(La Cumbre Pass)を越えた後、ウンドゥアビで南部ユンガスへ向かう国道25号線(南ユンガスの道: Sur Carretera de Los Yungas)として分岐。さらにチュルマニ(Churumani)へ向かう国道25号線から国道40号線(北ユンガスの道、 Norte Carretera de Los Yungas)として分岐後、海抜1,500mほどのコロイコ(Coroico)へ至る。このうち死の道路として知られるのは国道25号線から国道40号線の部分である。
1930年代のチャコ戦争中にパラグアイ人捕虜によって開設されて以来、1990年代までの長きにわたってボリビア北部のアマゾン森林地帯と大都市ラパスを結ぶ数少ない道の一つであり、ユンガスの農産物をラパスに運ぶトラックや、ユンガスにある保養地に向かうバスなどの往来が激しかった。
幅員は車1台分程度(場所によっては3m程度)しか無く、ガードレールが無いため、現在でも極めて危険な状態にある。さらに、この地域は雨や霧が多い多雨林にあり、視界が著しく失われる事もしばしばで、泥状になった路面に山肌からの落石もある。つづら折れになった道路はほとんどの場所で崖っぷちになっており、垂直に800mも切り立っている箇所もある。このため事故による死者の数が多い事でよく知られている(年平均209回の事故が起こり96人が死亡している。米州開発銀行は1995年に「世界でもっとも危険な道路」と呼称している。
途中何があっても、自己責任のみです。(汗)