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さらば!ディフェンダー

2013年12月18日 | PICKUP TRUCKS & 4X4

 1983年から30年以上生産が続いている ランドローバー ディフェンダー が2015年の12月を最後に生産を打ち切られる。ディフェンダー は初期の ランドローバー のシリーズからの流れを維持するモデルである。

 別に ランドローバー を所有している訳ではないが、このニュースには落胆を感じている。英国を中心とする英国連邦の ディフェンダー ファン 達は僕以上に残念がっているのは想像出来る。ランドローバーは英国の誇り、その内容は古い伝統を大切にしたい精神であり現行モデルは30年間モデルチェンジを許さなかったのであった。

英国のランドローバーオフィシャルサイト

 

 更に落胆缶の火に油を注ぐのは次期 ディフェンダー の容姿。

 

2016 ランドローバーディフェンダー

モノコック構造の デンジ ローバー

 

 自動車の性能も形も時代の流れと言ってしまえばそれでまるめ込まれ、フレーム構造のシンプルで長く使えるトラックが欲しい、という意見は商業主義の流れから除外される。メーカーは俺たちが作った物がいいのだから大人しく買え、使ってみろ、ほら昔使っていたトラックに比べて格段に快適で気持ちいいだろ、ありゃ時代遅れだったな、これは対面もいいしね、金持ちに見えるぞっ!ってね。

 しかし、ランドローバー という名詞の響きは現在の ランドローバー 社が示唆するものとは異なっていると感じているのが僕の意見。ランドローバーが進化したと捉えて理解して欲しいメーカーに対して、ランドローバーがランドローバーを捨てたと感じてしまうのが僕の感覚である。現行のディフェンダーの終了と共にランドローバーの歴史が終ると感じている。

 

今後、メーカーとディフェンダー所有者の乖離は明らかになる。

 結果、ランドローバーは将来メーカーから離れて個人個人の所有物となるという事。

メーカーに対する期待は薄れるどころか、無くなる。

これが近未来のランドローバーの運命ではないかと感じている。

 

ランドローバー社には、ランドローバーを造って欲しい。

 

...と、言いたい。

 

コメント (2)
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