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" AS SLOW AS POSSIBLE AND AS FIRST AS NECESSARY "

ゼニ

2011年12月15日 | 日記

 頭上に注意!

 とんびが野ネズミを捕らえた所を見たことがある。上空を穏やかに徘徊している鳥獣が目的の小獣が見つかると90度で落下し、その鋭い足で獲物を鷲掴みして持って行く。野生の獣が餌にあり付く瞬間は生死を駆けた戦いの場である。

しかし、人間に飼い馴らされた家畜やペットには、この食う食われるの緊張感はない。

 

ニューヨーク、マンハッタンを歩くといつも上を見上げている。

...ハゲタカに襲われないか?と。

...

残念ながら僕はあまり美味しそうな餌ではないかも知れないけど。(笑)

 

ハゲタカは餌(ゼニ)がなくなれは、生きられない。

野ネズミだってそうだ、

ゼニの為に、多くの人々は毎日四苦八苦している。ゼニで喜び、ゼニで苦しむ。

それは、高層ビルの下の繁華街を彷徨う人も、最上階に住まうエリートのおっさんも。

 

 物が豊富にある時代、飽和の時代。

即ち人生が、ゼニを稼ぎ、物を買って、消費を愉しむ、

そんな生き方の価値観が定着してしまった。

デ モ ク ラ シ イ ー

(でも、暮らしいい)

 

先進諸国に住む現在の人々の不安は、この価値観が何時まで続くのだろうか?

である。

 

ところが、ある時...

ポン、と白い煙が出て

 

ゼニが正体をあらわす。(笑)

...って事にはならないよなー

 

 いや、なるよ。信用という分母がなくなるとね。

コメント
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